目標地点は受験突破のその先、
「自分で自分の人生を切り拓き、自ら幸せになれる力」を身につけた社会人になるための、総合的な教育支援を行っています、
プロ家庭教師/教育コンサルタントの三宮です♪
本日は、太宰府市にあります、
筑陽学園中学・高等学校(中高一貫科)と、筑陽学園高等学校の、
塾対象学校説明会に行ってきましたので、そのレポートです♪
来年創立100周年を迎える学校です。それに伴い、学校には垂れ幕など、いろいろ掲げられていました。
次の100年・未来へ踏み出す教育改革と称して、時代に合わせて、数年かけて次々と教育改革をされている学校ですが、「教育の本質は絶対に外さない」と校長がおっしゃっていました。
「人を愛しひとに愛される人間」が校訓です。
校訓としては、珍しい感じがするのは私だけでしょうか?
数年前に学内見学をさせていただいた時には、この校訓が各教室に貼ってありました。
これがこちらの学校の教育の基本にあって、そのための「人間教育」はずっと根底に、そして、時代に合わせて「自立と自律」のできた人間になることを目標として、生徒たちが自ら学園生活を創ることを後押しされています。
教育改革の一環で、昨年に予定されていた通り、今年度から実施になったものもあります。
今回は、学校がアピールされていたところを中心に綴っていきます。コース別の内容などは、昨年やその前の学校レポートを参考にしてください。
2021年説明会レポート
https://sannomiya-s.com/wp-admin/post.php?post=923&action=edit
教科学習に特化して、なおかつ進学実績を重要視する傾向がある、学習塾対象の説明会ということもあってか、「デザイン科」に関しての情報は今回もほとんど得られていませんので、レポートにはあげていません。
中高一貫高と、高校の普通科に関しての情報です。
目次
筑陽学園全体の主な変更点
詰め込みや強制参加をやめて生徒に時間を返し、生徒一人一人自分に合う学生生活を組み立てられるようにとのことから、変更になった主なものが、以下です。
・完全週休二日制
・時制の変更
・完全希望制による「講座制」授業、放課後講座・土曜講座の解説と充実
こちらの学校は、個別相談室がいくつもあるんですが、個別面談をよくされているようで、入試や検定などの際の個別対策も多いようです。
とにかく、一人一人の生徒に個人に合わせてきめ細かいサポートをしようという姿勢です。上のクラスになるほど、少人数になるということもあって、その傾向が強い印象です。
〜筑陽学園中学・高等学校(中高一貫科)〜
今回の説明会でアピールされていたものをあげました。
独自カリキュラムによる学習指導(ハイレベルクラス・レギュラークラス)
私立の中高一貫校の超〜メリットは、なんといっても、中学と高校を分けずに学習カリキュラムが構成されることですね!
公立ではできない、6ヵ年計画で大学受験を目指していきます。
ハイレベルクラスでは中3の2学期から、レギュラークラスでは中3の3学期から、高校の内容に入ります。
ハイレベルクラスでは高2、レギュラークラスでは高3の早い段階で学習内容を終了して、あとは大学入試対策が十分にできるというのは、大きな強みです。
時々、中高一貫校のそんな早いスピードに、入ってからついて行けるのか?など相談を受けることがあります。
その子本人に合わせてもらえると、一発で分かって一番いいんですが・・、
だいたいは、
そのクラスに合格できる学力を無理のない状態で身につけている子、周囲から無理矢理やらされたのではなく自分で率先して中学受験をやり切った子、中学受験の段階でバーンアウトしていない子、等々、余力を残している子は問題ありません。
皆で進んでいく学校のその授業進度が「当たり前」になっていくので、大体は順応していけます。
計画的・系統的「キャリアガイダンス」
自分の目標を自己決定することを後押しするためのプログラム。
中学生くらいだと、まだ自分の将来のことをあまりよく考えずに過ごす子も多いです。勉強もなんとなくやらされてる感があったり(笑)
ですが、自分が何のために何を目指して勉強を頑張るのか、明確になることで意欲が湧いて、自ら積極的に学ぶようになりますよね。
中学3年次のニュージーランドへの語学研修旅行
高校受験の必要がないというところの強みを最大限に活かして、中3の2月に3週間、ニュージーランドでの語学研修旅行があるそうです。
人間教育の実践練磨の場だと説明されていました。
この時期にこういう生きた学びができるのも中高一貫の強みですね。
英語4技能を育てる、系統的英語科行事
中1:レシテーションコンテスト、英語劇
中2:スピーチコンテスト
中3:NZ語学研修旅行
高1:ディベートコンテスト
高1・2年:カナダ語学研修旅行(希望者)
など、中学から高校にかけて、習得段階に即しての、英語によるコミュニケーション動力を伸ばすための行事がいろいろあるそうです。
全日本高校生SDGs英語スピーチコンテストで優勝した生徒さんもいらっしゃいますよ〜!
活発な部活動
入部率79.9%
硬式テニスは男女共に全国大会に出場するなど、部活動も盛ん。
筑陽学園といえば、サッカーでここに来たがる子も結構いるようですね。よくお話しを聞きます。
少し注意なのが、スポーツでこちらに入学しようとする子は、勉強もしっかりやれることが前提になっています。
今はそういうところが多いですが、文武両道です。
特能試験で入って「こんなに勉強もしないといけないとは思ってなかった」と、残念がられる親御さんもいると耳にしたこともあります。部活だけやってればいいというわけではないのでスポーツなどを目的に特能試験で入りたい子は要注意です。
日本全国そして世界で活躍する卒業生
通常想像する職業だけでなく、日本大使館スタッフ、映像カメラマン、などになった人もいらっしゃるようです。
また、サッカーで有名な筑陽学園。サッカーがやりたくてここに来る子も結構いるようですが、プロサッカー選手になった人もいます。
躍進を遂げる大学合格実績
大学合格実績、確実に伸びています。いただいた資料では中高一貫高の合格実績を細かく提示されていましたが、一般公表されているものではないためこちらでは割愛します。筑陽学園として一般公表されているものはこのレポートの後半であげています。
中高一貫高だけの今年度の合格実績など細かいところは、教育相談を受けられた方に、必要に応じてお伝えします。
入試説明会
筑陽学園中学校の入試説明会は、直近が10月15日(土)です。
〜筑陽学園高等学校〜
普通科では、
今年度から、特別進学S選抜クラスが、理数コースと文理コースとに分かれています。
特別進学S選抜クラス・文理コースのほうは、従来のS選抜クラスのことです。特別進学S選抜クラス・理数コースが新しく設置されたことになります。
各コースの説明、理数コースの設置理念、理数コースと文理コースとの違いなどは、昨年のレポートに詳しく説明していますので、そちらを参考にしてください。
今回は、コース説明は新設の理数コースを、その他、説明会で新たに入手した情報や特記事項などを中心に、昨年のレポートに付け加える形で綴っていきます。
今年から始まった理数コース
日本におけるSociety5.0での科学の担い手不足。特に日本は理系女性が世界でも少なく問題になっていますよね。
ここで、教育の問題が浮き彫りになるわけですが、理数コースは、そういった社会背景、学校教育課題を踏まえて、理系女性の活躍を促進することも視野に入れて、ハイレベルな科学の担い手を育成することを指導方針としています。
理数コースのカリキュラムと学習指導方針
高1から理・数の時間を増やしているのはもちろんなんですが、
こちらの学校は、私立ということと、中高一貫校科で行っているカリキュラム事例と戦略的な大学受験対策の実績を蓄積している、というのが強みです。
それを活かして、公立ではできない中高一貫が行っているようなカリキュラム構成により、ハイレベル・ハイペースで授業を進めて、高3では演習を中心に大学入試の実践力養成に磨きをかけられるようになっています。
プロ家庭教師として、理系の、特に医学部医学科などの受験生を受け持つ場合は、基本的には数ヶ年計画で、長期戦での対策を行っていきます。
高3になって、学校の成績がいいから医学部受けようかな〜、っていうのはほぼないです。
教科書に従ってやるような学習内容はさっさと終わらせる。学校の定期試験はほぼ無視(学校の順位を取るための勉強はしない)。学校(特に公立)の授業進度とは全く別の計画に従って対策を行っていく。
というのがベースになります。
みんなで一斉に、お国の要項に従って授業を進めていくような学習スタイルだと、難関大学理系学部の受験は到底間に合わない、特別メニューでの対策が必要になるからです。
こちらの理数コースは、目標を理系最難関国立大学や医師薬系学部に特化していて、
一斉授業のロスを回避して個別支援を重視しているとのことでした。
希望制の放課後講座や土曜講座以外にも、最低でも年に6回の個人面談、年に20回以上の進学ガイダンス、個人(教科・進路)指導、などなど、たくさんの支援があるようです。
このコースの説明を聞いていたら、
プロ家庭教師が細かくやっていくような、「〇〇大学の医学部医学科だったら、このルートとこの戦略があるよ」というのを提案して、生徒に合わせてきめ細やかに指導を行うっていう、それに近いことをされているのかな〜?そのうえで、生徒が自ら選んで自律して進めていけるような形が作られているのかな〜?
なんて思いました。
理数コース新設初年度の入試結果
個人的に注目していた、理数コース新設での第一回目の入試結果。
専願入試での志願者は20名のうち、合格者は12名。専願でもなかなか狭き門、といったところでしょうか?
前期入試では志願者224名で合格者は半分くらい。
県立志向が未だ強く保守的な福岡で、なおかつ一期ということで、合格者の多くが、県立、筑紫丘の理数科、明善の理数科に流れたようです。
これは想定の範囲内かと思います。
結果的には、理数コースのクラス在籍者のうち、専願が46%。
今年理数コースに入学した理数科の1期生が、数年後に卒業を迎えて、大学の合格実績が出たら、これらの傾向は一気に変わっていくんじゃないかな〜。
今年はこの学園から、東京工業大学の、しかも女子の合格者が出ていますし、理数コースの一期生が卒業する頃が楽しみですね♪
教育環境
数年前から「詰め込みからの脱却」「自分で創る学校生活→自立・自律力の養成」を掲げられていて、さまざまな取り組みを行われています。
いろいろな経験や体験、そして生徒たちが自分たちで考えて動ける環境があるようです。
体育大会や文化祭などを自分たちで計画・運営することはもちろんですが、通常は学校の先生方が行うオープンスクールも、生徒が実行委員を立てて、生徒主体でやっていくとのことです。
進学実績
過去最高の進学実績
過去最高の合格実績だそうです。過去10年間の大学現役合格率は93.5%
医学部医学科の合格者は、ここ5年でかなり伸びているとか。
とにかく個別指導、先生がとにかく個別で生徒に話しかける時間を増やす、といったことをされているそうで、その成果が表れているようです。
先に書いた、東工大の女子の合格者ですが、説明会で「とっても嬉しかった!」と表現されていました。
こちらの学校は、単に合格実績を上げたいということではなく、理系女子の少なさも含めて、日本の理系不足課題の解決に真剣に取り組んでおられる学校なので、今回のこの女子の東工大の合格というのは、その学校の取り組みに応えてくれた形。
先生方、さぞや嬉しかっただろうな〜と思います。
学校全体としての勢いが感じられるので、今後、さらに実績を伸ばしてくるのではないかなと思います。
指定校推薦枠の豊富さ
私立の特権、指定校推薦ですが、こちらの学校の指定校推薦枠は、
令和5年度でなんと1150!
これは、附属高校推薦を持つ学校を除いて、全国1だそうです!
進学クラスの生徒は、ほとんどが指定校推薦で大学進学するそうです。
で、指定校推薦は大学からの信頼度とも関係してきますが、ここの高校から進学した生徒は、行った大学でも評判が良いそうです。それが、これだけの指定校推薦枠に繋がっているんですね。
指定校推薦で大学進学した子の中には、留年したり退学したりする子が出てきますが、こちらから指定校推薦で大学進学した子は、レポート提出が早い、当然大学辞めない、だそうです。
指定校推薦って、少し前まではもらえたら手放しで合格、といった感じでしたが、今は厳しくなっています。
むか〜し、指定校推薦で難関私大に進学した人で、びっくりな方(いろんな意味で)とかいらっしゃいましたし、
学生で、学力ないのに指定校推薦もらって遊び呆けてる子とか、そういう場面に出くわすことがちょいちょいありました・・。
ほんと、そういうのって笑えないです。
以前、大学生で小学生レベルの筆算の計算ができないとか、大学生の基礎学力不足問題、そういうのがニュースにもなって話題になりましたよね?
そういう背景があるからと思うんですが、指定校推薦でも、教科テストを課して、一定の基準に満たないと不合格にしたりしています。
こちらの学校では、指定校推薦利用する子にも、基礎学力の養成を徹底しているとのことです。
奨学生制度
奨学金制度(新田奨学金)
奨学金制度が豊富で充実、毎回細か〜く説明してくださいます。詳細は募集要項を見ていただくとして、
こちらの学校の奨学金の特記事項としては、
・中高一貫では、ほとんどの学校で高校進級時に施設設備費を徴収するんだけれど、この学校では高校進級時の施設設備費の支払いはなし。
・在学中にも成績優秀者で他の模範となる者には、学力奨学生A・Bになる機会あり(成績が良ければいいのではなく、人間性も重視するのがポイント!)
ですが、特にすごいのが、
S選抜クラスの学力奨学生Sで、学校指定の国立大学進学した場合に、国立大学の授業料まで給付してもらって、卒業後までサポートしてもらえることです!
しかも、一浪までOK。
この場合、高校3年間と大学4年間、計7年間の授業料が給付になるので、結果的に、公立高校行くより良かったね!ってなります。
そしてそして、今回びっくりしたのが・・、
今年の卒業生で、双子の生徒(二人ともS奨学生)が、それぞれ別の大学で、指定の国立大学に合格、進学して、二人ともが大学までの奨学金をもらえるようになったとのことです!
2人して高校から大学まで、授業料がいらないわけですから、親御さんは相当助かったんじゃないでしょうかね〜。
親御さんはたいそう喜ばれていたそうですが、そりゃ〜そうだ。この学校に行かせて本当に良かった〜!って思われていることでしょう。
学力奨学生Sで居続けるプレッシャー等は当然ありますが、能力がとても高いのに経済的な困難を抱えている子は、公立一本という選択肢以外にも、こういう私立の制度の活用に、一考の余地ありありですよ。
就学支援金制度
説明会では、国が行っている高校就学金制度についても説明がありました。
高校無償化で、「年収590万円」というのが一人歩きをしている現状を指摘されていて、
「実際には、家族構成によって、世帯年収740万円までが対象になる」
とのお話でした。
新田奨学金制度も含めて、募集要項にはそのあたりのことが図と表付きで細かく説明されているので、気になる方は募集要項を見てみてください。
入試に関して
中学入試
昨年と大きな変更点などはありません。
その他、
・専願の面接試験は個人面談。
・専願の特能試験の特能審査は、入試説明会で事前の手続きが必要で、合格した者だけが受験資格が得られます。
特能試験は徐々にレベルが上がってきているそうで、年々不合格者が増えているそうです。
合格目安得点率は、個別の教育相談を受けられる方に必要に応じてお伝えします。
高校入試
専願の募集人員は
・特進S選抜「理数コース」「文理コース」ともに 5名
・特進S 10名
・特進 20名
・進学 80名
となっていますが、学力が伴っていれば、これよりも多く合格を出すとのこと。
実際、今年度は、合格者は、理数コースで11名、文理コースでは8名です。(専願なので当然この人数は皆入学)
全体として、専願入試での合格者(入学者)は175名。
学校としては、他所に落ちてくる子よりも、「ここがいい!」と、専願で入学する子たちをもっと増やしたいとのことでした。
普通科の合格目安得点率は、個別の教育相談を受けられる方に必要に応じてお伝えします。
高校のオープンスクール
先生ではなく、生徒たちが運営するオープンスクール♪
生徒作成のこのチラシも、文化祭や大学のオープンキャンパスみたいな感じですよね。いいですね〜。
個人的にはも、とーっても気になります。
今年最後が11月5日(土)です。(申込期限が10月21日)
生徒さんたちとも触れ合えて、学校の校風も捉えやすいんじゃないかと思います。
気になる人は、ぜひ行かれてみてください。
感想とまとめ
こちらの学校は、校訓が「人を愛し、ひとに愛される人間」ともあるように、人間教育を大切にされている印象が強いです。説明会では毎回そこのお話しがでてきます。
また、頂いた資料の最後にこれがありました。
将来を考えるにあたり、好きなこと、得意なことを考える、というのはよくあるんだけど、その先、「それで誰かを助けられるかな?」というところまで含めて、この3点が揃って初めて将来のキャリアにつながる。
そういうことを、進学ガイダンスなどでは生徒たちに強調しているとのお話しでした。
難関大学の合格者が多いのが売り、または合格者をいかに輩出するか、ということへの意識が強い超進学校では、人間性の形成が疎かになってしまって、
ヘタすると、IQは高いがEQが低い、バランスの悪い頭でっかち人間が形成されてしまうこともちょいちょいあります。
成績がいいことが優れていることの証、くらいの極端な解釈に至ってしまっていることも。
こちらの学校では、難関大学合格者をたくさん輩出することを目指しはするが、その前段階として、校訓とそのための人間教育、他者貢献の意識を生徒たちに持ってもらうこと、などが土台となっています。
職業柄、高学歴コミュ障、頭でっかちな方々によく会ってきた私としては、この教育理念はとても共感するところです。
また、校長が福岡県私学協会の理事をされている(されていた?)そうで、昨今の県立の特色化選抜入試導入の経緯(裏事情的な)、福岡県の現状と私立への影響、現在の学校教育の課題など、熱く語られていました。
勢いのあって頑張っている私立らしく、先生方が熱意に溢れているな〜とも感じました。
高校無償化で県立と私立の学費が変わらなくなっている状況での、県立の特色化選抜。これを導入する県立高校はかなり増えていますし、それを活用して早々に受験を終わらせる子も増えています。
私も、このあたりでのいろんなお話、裏話などを耳にします。
県立ブランド志向が未だ根強い福岡ですが、学校を選ぶ際には学校のイメージではなく、自分の将来の道を明確にできるような、自分に合う学校を選ぶというのが大切です。
こちらの学校は、中高一貫校の難関大学受験のノウハウと実績があることを強みとして、高校普通科に理数コースを新設し、さらに難関・医歯薬大学に進学する子たち(特に女子も)をたくさん輩出しようと意気込んでおられます。
話しを聞いているぶんでは、ハイレベルな指導にも対応できる先生方も結構いらっしゃるんじゃないかな?と思いました。
レベルの高い大学の受験は、親御さんも心配になるくらい長い時間勉強する必要がありますし、最終的には精神力が問われるような、なかなか大変な世界です。
同じ難関大学を狙っていくにしても、私立のように、できるだけ少数精鋭で、一人一人丁寧に個別指導に近い形で、面倒見てもらいながらのほうがいいのか、そういうのはいらないと思うのか。
そして、実際に学校でやっていること(受験対策の取り方)にもかなりの違いがあります。
さらには、県立と私立では、校風や先生方の雰囲気、授業カリキュラム、などもかなり違っています。
受験は当然親御さんがするものではありませんし、周りから急かされてやらされるものでもありません。高校受験と違って、大学受験は周囲の強制力でなんとかなるものではありません。
「ここの高校がいいよ」という、親や先生の勧めはあくまでも参考にして、とにかく自分の目で見て、確かめて、「ここで頑張ろう!」と思えるところを、最終的には「自分で決める」というのがとても重要です。
気になる人は、こちらの学校のオープンスクールにも行ってみられるといいかと思います。
筑陽学園の学校説明会レポート、いかがだったでしょうか?
みなさんの学校選びの、何か参考になれば嬉しいです♡