目標地点は受験突破のその先、
「自分で自分の人生を切り拓き、自ら幸せになれる力」を身につけ「幸せに働ける社会人になる」ための、
総合的な教育支援を行っています、

プロ家庭教師/教育コンサルタントの三宮です♪

 

私は過去、「全員プロの家庭教師」の会社に在籍して、
尊敬する先輩プロ家庭教師の先生方に教えを請いながら、

様々な状況の子たちに、
ご家庭の中まで入って、生徒と一対一で、
そして生徒の親御さんと個別に関わり合いながら、
教育支援を行っていました。


塾とはかなり違っています。

 

また、プロという性質上、その対象は実に様々で、

医師薬難関大学を目指すような、名門校のトップをひた走るような子
成績不良で学校から退学を迫られる子
不登校や引きこもりになっているような子

等々、

中学受験を目指す小学高学年から大学生まで、
本当にいろんな年齢、いろんな状態の子たちを見てきました。

そして、いろんなタイプの家庭教師の先生方、塾の先生方、学校の先生方にもお会いしてきました。

 

これまで受け持ってきた生徒たちの、志望校合格率は、
あえて公表はしませんが、ぶっちゃけあり得ないくらい高いです(教え子たちは知ってます)。


そんな私が持っている秘策のうちのひとつ。

そして、周囲の教育の様子を見聞きしていて、
「いやいや、そこじゃないんだよね〜」
と、思っていること、

を、
今日は綴っていこうと思います。

 

成績が上がらない
指示されないと自分からは何もできない
自分で自分のことを考えられない
将来が明るく見えていない
社会人になりたいと思わない
将来働きたくない
自分に自信がない
自分のことが嫌い

そんなネガティブな状態になってしまっている子。

 

塾には行ってるけど、何だかな〜、これでいいのかな?

なーんて、現状に満足できてなくて、モヤモヤしてる子。

 

我が子の現状に満足できていない親御さん

 

 

ここで綴ることは、何かしらハッとする気づきになるはずです。

ぜひ今後の参考にしてください。

 

 

腕のあるプロ家庭教師ほど、勉強を教えていないという現実

みなさんは、成績を上げるために、何が必要だと思いますか?

「もちろん、勉強することでしょう?それ以外に何があるのさ!!」
そんな声が聞こえてきそうです。


一部の少数派を除いて、多くの人はそう思っています。
先生もです。

だから、
「勉強を教える」「勉強をさせる」
ここに全集中。

もちろん、知らないことは出てきませんから、勉強して知識を身につけていくというような作業は必要ですが、
そこだけに集中しても、成果は限定的です。

 

プロ家庭教師にも、ランクがあって、
上位ランクの、腕がある、結果を出す、

そして、本当の意味で生徒を成長させる、

そんな先生ほど、
「勉強そのものを教えるのはそこそこ」
「課題は出さない」

という現状があります。

もちろん、
勉強の仕方が分からないとか、手伝ってもらわないと何もできそうにない、
そんな状態の子は、手取り足取り教えていくところからスタートしますが、

いずれは教えなくてもいい状態に持っていきます。

 


また、

「勉強以外、生徒の内面に触れている」
ということも。

 


「は? 何それ!?」「え?!課題出さないの?!」
って思いますか?

 

私が尊敬する年配の、凄腕プロ家庭教師の先生も、
レッスン中、生徒とゲラゲラ笑ってます(笑)

私も、そんな感じです♪


けど、第一志望校への合格率は、ハンパないです。

 

机に向かって必死に勉強することが得策、という思い込みがあるのならば、
そこをまず解いていきましょう。

 

 

徹底した管理下のもと勉強を続けている子の限界、末路

先日、塾のチラシが入っていましたが、
「塾での学習時間を増やす」「演習量を増やす」「テスト前に毎日塾で勉強してもらう」「成績管理」・・

多くの塾では、「徹底した生徒管理のもとでできるだけ時間を確保して勉強させる」をウリにしています。
で、月謝は超〜〜安かったりします。

「え〜、いいじゃな〜〜い♪」

取っ捕まるご家庭が多いですね(笑)

 

また別のときには、

インスタの動画で、とある家庭教師の先生(小学生がご専門のよう)が、
「自分の部屋で勉強させてはいけない。人から見えないところでは子どもは勉強しないから」
と、堂々と発言されていて、それにびっくり仰天!

さらに、それについていた、いいねの数に、
正直ゾッとしました・・。

 

私は、このやり方には、断固反対派の人間です。

 

 

なぜかというと・・

その子のその先が危ういからです。大きなリスクを背負うからです。

 

 

私は、20年以上、プロ家庭教師としてやってきましたが、

先ほどのインスタの家庭教師の先生や、一般の塾のようには

対象学年を絞らず、
中学受験専門、など、特定の受験に絞らず、

幅広い学年の子たち、
あらゆるレベルの子たちを受け持ってきました。

 

そして、ご家庭の中にまで入って、
生徒だけではなく、その親御さんとも接してきました。
ご家庭の中にまで入ると、家庭内での教育環境が自然と見えてきます。

 

そんな私だから知っている事があります。

それまでにどういう勉強の仕方をしてきた子が、その後どういうふうになっていくか


その後っていうのは、

大学進学後、社会人になるところも含んでのことですよ。


私は、大学受験まで、中にはその先も見てますから。

 

ふと気がつけば、
図らずも、長年かけてデータ取ってきたみたいな感じになっちゃってます。

 

 

ぶっちゃけ、徹底的に生徒を管理していけば、中学受験〜高校受験〜一部のランク以下の大学までは、ゴリ押しで合格させていくことは、可能です。


中学受験とか、どこかを専門にされている先生なら、ゴリ押しでも無事に合格するでしょうから、
その先生は親御さんからは感謝されて、終了です。
いわゆる、「優秀な先生」で終われます。


ですが、その後の補償はしてはくれません。

 

 

極端に偏ったり、誤ったやり方で中学や高校(中には大学も)に合格した子たちは、
中には成績優秀で名門校に合格した子もいますが、

その子たちがその後、進んだ先のどこかで落ちこぼれてしまって、
親御さんが右往左往されている現場を、私はたくさん見てきました。

 

燃え尽きて、その後何もかも出来なくなってしまう子。
先生から指示を出されないと自分からは何も出来ない子。
自分のことを自分のこととして考えられない子。

大学では自己管理ができることが必須。それまで管理下に置かれていた子は自分ひとりでは課題もテストもクリアできなくて、留年する子。

(「そんなこと教えられてません」そう言って仕事ができない、または働けない社会人)

 

誤った教育を受けて、そんなふうに育ってしまった子たちがたくさんいます。

で、私のような家庭教師にコソ〜と依頼が来る。


正直、つまずいてしまった子たちを見るたびに、心が苦しくなります。

「指示を受けることでしかやってこなかったから、自分で考るとか、それができなくて本当に困ってる」

そう言って深刻に悩んでいる高校生や大学生もたくさんいます。

 

私は、大事な大事な生徒を、そんな状態にしたくありません。

 

みなさんを怖がらせたくはないんですが、
現状として、こういうことがあるんだよ、というのを、

知っていただけたらと思います。

 

幸いなのは、彼らは若い。

若いスポンジ脳を持ってますから、早ければ早いほど、矯正していくことは可能です。

私たち親の世代と比べて素直さが残っているぶん、成果が出やすいです。

 

実際に、どんなに悲惨な状態に陥っている子でも、私のところに来てなんともならなかった子はいないです。

 

 

成績が上がる子と上がらない子での違い

ここからのお話しに出していく
「成績が上がる子」「成績上位者」というのは、

先ほどお話ししたような間違ったやり方で成績を伸ばしている子ではなく、

「正しいやり方で成績を伸ばしている子」で、「受験のその後もうまくいく子」
のことを言っていますので、そこを捉え違えないでくださいね。

 

<成績がぐんぐん上がる子、成績上位者、受験突破していく子の特徴>
・自分で自分の状態をよく理解していて、自分に何が必要か分かっている(俯瞰力がある)
・必要なことを遂行していくだけの自己管理能力がある
・「勉強が嫌い」などの、勉強することに対しての否定的なイメージがあまりない(「好き」や「楽しい」「面白い」のプラスの感情を感じることができる)
・「自分はやればできるんだ」など、自分自身を肯定的に捉えている(自己肯定感が高い)
・部活や文化活動など、勉強以外にも何かしら打ち込んだり、興味を持ったりしていることがある。
・自分の将来を明るいイメージで描いていて、やりたいことやなりたい姿がある
・読書好き(が多い)
・朝食を必ず摂っている。食事のバランスが良い。間食が少ない
(コンビニで菓子パン買って、それを夕飯にかじりながら塾に駆け込んでる子がいますが、それで成績上げるとかあり得ないですよ(笑))


などなど、

内面に関する特徴が多いですよね?

そして、ここにあげたことは、
受験のその先、就活時、さらにはその先の人生においても、
「生きる力」につながっていくこと、お分かりでしょうか?


このあたりのことをよく認識している、生徒を本当の意味で成長させるような、
優秀なプロの家庭教師は、
生徒がこの状態になるように、関わっていきます。


「塾での学習時間を増やす」「演習量を増やす」「テスト前に毎日塾で勉強してもらう」「成績管理」・・

といった、先ほどの塾や、学生家庭教師との違いは、

こういうところにあります。

 

 

私の生徒は、もともと優秀というわけではなく、
どちらかというと超ドン底(と、本人が思っている)からスタートしている子も多いです。

偏差値30〜40台から始まって70台にまで上がったり、
私が一切介入しなくてもTOEICの点数を300点以上上げたり、
数学欠点だった子がクラス1位になったり、
最初の状態では考えられなかったような学校に合格したり、

・・・

 

これらは全て、
指示して勉強をさせたのではなく、
上記の状態を一緒に作っていったからです。

 

 

 

せっかくなので、親御さんの特徴も。

成績がぐんぐん上がる子、成績上位者、受験突破していく子の親御さんの特徴
・子どもの日々の成績の上下に一喜一憂しない。比較的楽観的
・子どもが小さい時から、勉強させなきゃ!という必死さがあまりない
・食事や心身の健康の大切さを理解している
・体験や経験を大事にしていて、勉強=問題を解く、というイメージが少ない
・親御さん自身の勉強に対するイメージが肯定的
・自分の子供の特性を基準に物事を考えている
・子どもに関する決定事項は子供の意思が大前提で、親の期待に沿わせようという気はない
・子どもの良い面に目がいく
・周囲の家庭の様子が気にならない
・俯瞰力がある
・ご自身がいろんなことに興味がある、または読書家。

ざっと上げると、こういった感じですね。

私は、親御さんがこんな状態に近づけられるように、サポートしていきます。



成績が上がらない子や、自分の現状に満足できていない、というような子、
自分のお子さんのことが何かしら気がかり、という親御さんは、

上にあげたことのどれかが、欠けているかもしれません。

 

どうですか?



「勉強が好きな人なんていない!」
「勉強は嫌いでもやらないといけないんだ!」
「受験期は特に、勉強以外に意識を向けたらダメだ!そうでないと・・」
「先生に宿題を出してもらってナンボ」

本人も、親御さんも、そういった思い込みがあるのであれば、それを解いていきましょう。

 

 

そして、小学生か中学生か高校生で、
もしも、誤った環境にいるかもしれないな、と思うようであれば、
まだ間に合います。

今一度、自分の学習環境を見直してください。

 

大事な自分の(親御さんは我が子の)将来につながる、
本当に大切なことは何か、ということに、
意識を向けてもらえたらと思います。

 

 

肝心の本番で結果を出せない子の頭の中

ここで分かりやすく、ひとつ例をあげますね。

普段から自分でよく勉強していて、学校の定期テストなどの成績はいいのに、模試(あるいはその先の受験本番)で結果が出せない子がいます。

この場合、

本人はもちろん、通常の塾や家庭教師、そして親御さんは、どう考えるか?

 

「問題練習が足りないんだ!」「もっとやらなくちゃ!!」(不足の思考)
「結果を出せない自分はダメだなあ」(自己否定)
「もっと頑張れ!!」(すでに頑張っている本人を周囲が煽る)

で、大量に問題練習する。あるいは先生に弱点克服対策プリントを出してもらって解きまくる。(どっちにしても、やるのは問題練習)

結果が出ない。

 

とーぜんです!!

 

勉強の方法が間違っているということは実際にあったりしますが、
それよりも、大きな間違い。

そもそも、本人はもちろん、周囲も、
思考のあり方、捉え方が間違っています。


これだと、本人は
「自分はダメだ」

自己否定している限りは、
「自分に自信がない」

わけですから、

いざ本番というときには
「出来なかったらどうしよう・・」
不安や恐怖感がつきまといます。

 

これだと、当然、自分の力は発揮できません。

さらに悪いことに、
「自分はダメだ」
の自己否定をどんどん加速させていきます。

 

スポーツとか、勝負事をやる人はよくわかると思うんですが、
何かの勝負に臨むのに、

「負けるかもしれない」「負けたらどうしよう」
なんて思って臨みませんよね?

 

超人的な結果を出している、有名選手などは特に、
負ける可能性、それ自体が浮かんでもいません。

こういう選手たちは、そもそも思考が凡人とは違っています。

 


勉強の場面も同じです。


実際に、勉強熱心だけど、自己肯定感が低くて肝心の本番で結果が出せない、というような生徒を受け持ったことがありますが、
彼らはすでに、十分に頑張っています。十分やってます。

勉強が足りないのではありません。


問題があるとすれば、
思考のあり方、意識、それに伴う感情。

そこです。

 

こういう子に必要なことは勉強ではない

私がこういう子たちと一緒にやっていくのは、
思考のクセを変えていくトレーニング

が、メイン。

勉強方法のアドバイスはしますが、
直接的に教えることは、ほとんどありません。


大抵の場合は、本人は苦悶の表情で「必死」になってます。
どうかすると、
本人や親御さんは、その「必死さ」が理想だと思い込んでいます。
(教育者にも、そう思い込んでる方はいらっしゃいますね)


それが証拠に、
「こんなのは、楽しくやったらええのよ〜♪」
と私がいった時の、本人や親御さんの、鳩が豆鉄砲を食らったような表情ったら・・(笑)

「必死」な状態は、緩めていきます。

 

実際の手技手法は、シークレットですが、
どんな状態に変えていくかというと、例えば・・



大抵は、周囲から煽られてきたこともあって、
「これが出来てない」「あれが出来てない」「自分ダメやん⤵︎」
ナイナイナイナイ・・、ダメダメダメダメ・・

そんな思考ですから、

「これが出来てる」「あれが出来てる」「今日はこれができるようになった」「自分いい感じやん⤴︎」
アルアルアルアル・・♪、オッケーオッケーオッケー・・♪

これに変えていって、
その上で、

 

「これをやらないといけない」×

ではなくて〜

「これをやったら、もっとできるようになるな〜♪」○
「よ〜し、いっちょーやったろ♪」○

こんな考え方ができるように変えていきます。



親御さんが、もしも焦ったり不安になられていたら、そこを緩めて、
「自分の子は絶対に大丈夫♪」
心からそう思って、親としてドンと構えていられる、
そんな状態になっていただけるようにサポートをしていきます。

本人が良い状態になるだけでなく、親御さんも良い状態に整っていくことで、
望む結果が出てきます。

「受験はこういうときにしか体験できないからさ〜、楽しんどいで〜♪ 結果は気にせんでええよ♪」
私はそうやって当日送り出しますが、

彼らは、サクッと、志望校に合格していきます。

 

本当に望む状態を手に入れたかったら、
本人も親御さんも、考え方を良い方向に変えて、

♪マークの「軽さ♪」を出せるようにすること。

これ、本当〜〜〜に、大事ですよ。

 

ときには笑いも、思考の転換へのひとつの手段

ちょうど昨日、生徒のレッスンで、
生徒にちょっとした(本人にとってはデカイ)ショックな出来事が起こっていて、ネガティブモードにどっぷり浸かっていて、

その子が陥りがちな「自分はダメだ」の、
グルグル思考が、フツフツと出てきていたのですが、

私:「まーさーかー『ダメだダメだが出てくる自分はダメじゃないか!!』とかって、1人漫才はやめてね〜〜笑笑笑

生徒:「まさにそれに陥ってました。無限ループ(笑)


そんな感じの対話を繰り返して、
最終的に、笑いに変えて(実際笑いにしかならない)、軽〜い状態を作り出して、

「吐き出して一皮剥けました!」「気持ちが軽くなりました♪」
「次に向けて意欲が出てきました♪」
そんな発言が出るようになって、一件落着。


私のほうはというと、深刻になるのではなく、
「あー、今日のレッスン、私もおもろかったわ〜〜〜っ笑笑
途中ゲラゲラ笑って、楽しませてもらいました♪

 

ニュアンス伝わってますかね〜?

私のお得意技でもあるんですが、
こんな感じで、場の空気を「笑い」に変えていくことでも、かなり良い方向に向かいますよ。

「そっかそっか、こんな感じでいいんだな♪」と、
自分が思えるようになると、
心も軽くなって、いい感じの状態に落ち着きます。

で、結果的に、
自分が持ってる本来の、ときにはそれ以上の力が発揮できるようになります。

 

 

その他にも、

勉強に意欲的になれないような子、落ちこぼれてしまっているような子も、
何かしらのきっかけもあって、
「どうせ自分にはできない」「自分にはできる気がしない」

そんな思考が頭の中にあることが多いです。

ここを変えていかない限りは、成績はそんなに上がりませんし、
表情は暗いままです。

 

ここまで、いい事例が出せたんじゃないかな〜って思いますが、
いかがでしょう?

 

 

意識や思考のクセを変えていくことで、あっという間に伸びていく

「〇〇ちゃん〇〇に合格したんだって!」
「〇〇ちゃんは頭がいい!」
「〇〇さんところのお子さんは頭がいい!」

そういう見かたをしている人が多いかもしれませんが、


結果を出している人は、子どもも大人も、

そもそもの脳内回路、
考え方、物事の捉え方、意識が、違っています。

 

勉強そのものを必死でやっていく(やらせていく)ことで得られる
結果は、
非常に限定的です。

さらには、本人に対する周囲の対応や声かけの仕方によっては、
本人の自己肯定感をますます下げ、その後の人生に大きく影響してしまうような、
思考や意識状態を身につけさせてしまうことにもなります。


実際に、これまで受け持ってきた生徒たちの中には、
周囲からの間違った対応で、自己肯定感を爆下げしてしまい、
本来のその子ではなくなってしまった可哀想な子たちも少なからずいます。

 

「今頑張らないと〇〇になるよ!」(罰則的思考)

「こうしたら、もっと出来るようになるね♪」(報酬思考)


「これはいいけど、これは出来てないね」(マイナスで締める)

「これは残念だったけど、これはよく出来たやん♪」(プラスで締める)

 

周囲がそういう良好な関わり方をすること、
そして、本人が、良好な思考のクセを身につけていくことで、

現状は大きく変わってきます。

こちらがいちいち何かさせようと躍起にならなくても、
あっという間に生徒は伸びていきます。

 

 

自分の思考のクセに目を向けてみよう(まとめ)

三宮のトライアングルメソッドの、三本柱のひとつ

「思考のトレーニング」


ここまで、事例を出しながら
「成績上げるにも、志望校に合格するにも『思考のクセ』を良い方向に変えていくのが大事なんだよ〜。無駄に苦しまなくていいんだよ〜。それで成果が現れてくるんだよ〜」

そんなことをお伝えしてきました。

 

さて、ここまで読まれて、

どんな気づきがありましたか?
自分に当てはめてみたら、何か思い当たることがありませんでしたか?

 

もしも、
自分の陥りやすいネガティブな思考パターンがあったら、

そこに気づけたら、

すこーし、矯正してみてください。
それだけで、気持ちが上向いてくる感覚が掴めると思います。

 

親御さんは、自分が普段我が子に対してどういう意識で接してるかな?
振り返ってみて、

「あ、ここは変えたほうがいいな」
そう気づくことがあったら、少し変えてみてください。

お子さんの反応や行動が変わるはずです。

 

私は、自分自身が完璧で理想的な思考を身につけているかというとそうではなく、
むしろ過去には、ポンコツ思考でやらかしてきた人間です(笑)


そんな私は発展途上で、
生徒たちと楽しみながら、一緒にトレーニングしている感覚でいます。

生徒のほうが、若いぶん柔軟な脳を持っているので、
私が長い年月かけてやれるようになったことを、
あっという間に生徒が習得してしまうことも多いです。


「え〜、〇〇ちゃんすごいや〜ん! 私、それまだできな〜い(笑)」
先生と生徒の立場が逆転してしまうことだってあります。

けど、
そのくらいのほうがうまくいきます。

 


「思考のクセ」
が個人に及ぼす影響に関しては、
生徒たちや親御さんがたと長年接してきて、痛感しています。


それから、
ここまでで「思い込み」という言葉も多用してきたこと、お気づきでしょうか?

そうです、人間は、それぞれが持つ偏った「思い込み」にも支配されていて、そのせいで、自分の可能性を閉ざしてしまっていることも多いにあります。

 

ですから、
頭の中の思考回路を矯正していくことを、自分のプログラムにも組み込んでいます。

 


ご家庭、学校、その他の教育機関等の、教育の現場で、
あまりよろしくない思考のクセを、子どもたちに植え付けてしまっている現状もあります。

「自己肯定感が低い子が、今多い」
よく言われていますが、
その原因の一端は、こういったことにもあるのではないかと思っています。

私からすると、目に余ることも最近多いので、
黙ってはいられず、
ここまで、若干ぶっちゃけたことも綴ってきました。

 

「思考のクセ評価○点」なーんて感じで、項目があればいいんでしょうけど、テストの点数とか、偏差値とかみたいに、数値化でわかりやすく見えませんから、
あまり意識されることが少ない。

けれども、
結局は、皆が一番気になるテスト点数や偏差値に、
大きく影響してくることにもなる、
とっても大切なこと。

 

それを、知っていただけたらな〜、と思います。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
若い子たちが、これから先の、本当に幸せな人生を創っていくために、何か役に立てたら嬉しいです。