現在の取り組み

2017年に独立し、独自の「三宮トライアングルメソッド」を展開。

通常、子どもの学習支援(塾や家庭教師)と、親御さんを対象とした支援(親の会など)とは別です。

ですが、子どもの問題を解決するにも成績を上げるにも、その親子をよく理解できる人が、子どもと親両方に適切に関わっていくことがとても効果的です。

双方に直接介入することで親子関係が格段に良好になりますし、

その結果として、子どもは成績アップ以上の大きな成果を出しはじめます。

生徒だけでなく親御さんにも寄り添い、不安・心配を取り除いていくことも大切にしています。

「三宮トライアングルメソッド」は、通常みなさんが想像する学習指導だけではありません。

・結果が出る成功脳に変えていく思考トレーニング
・脳力アップに必須の心身の健康状態の改善
・上記ふたつがベースとなったうえでの学習指導

この3方向からアプローチします。


これにより、生徒は自信を持ち、自分自身で主体的に考えて行動し、目標達成力を飛躍的に高めることが可能になります。


その結果として、成績アップ・志望校合格はもちろん、それ以上に、人格者の一面を垣間見せるようになるなど、親御さんも、そして私もびっくりな、大きな成長を生徒たちが見せてくれています。

特に、不登校・発達障害・その他の特殊性など、何らかの事情を抱えていて接し方に工夫が必要な子に関しては、通常の学習支援だけでは先に進むことは難しいです。

医学的視点から心身の健康状態の改善を図ることと、低下している自己イメージの改善を促すために思考のトレーニングを併用していくことは、必要不可欠です。


これまで、特殊な事情を抱えて難しい状態からスタートした生徒たちが、再起して、その先の人生のレールを敷けるようになっているのは、学習支援以外のアプローチが同時にあってこそです。

私は、一緒に目標に向かう伴走者として、また、貴重な親以外の第三者の相談役として機能します。

根性論で努力を強いるのではなく、日々楽しく一緒に学びながら、
「もっと自分できそう♪」「あれ、自分できるじゃん♬」
本人が本来持っている力を引き出していきます。

また、子どもがどんなにやる気を出して頑張れるようになっていても、親御さんの状態が良く家庭内が明るくなっていなければ、子どもは結果を出しにくいです。

親子関係、家庭環境の影響はそのくらい大きいです。

ですから、親御さんの抱えてられている不安や葛藤を減らしていきます。
そして、あるがままの子どもを受け入れてドンと構えられる状態を作れるように、同時にフォローしていきます。


慣れない子育てや初めての受験などで、親御さん自身が不安や心配になったりする場面はたくさん出てきますよね。
我が子を想う思いの強さゆえです。

そのような時に、気軽に相談できて適切なアドバイスをもらい、落ち着いて対処ができる。
そんな、親御さんにとっての安心の環境を提供します。

すると、親御さん自身が、お子さんの力を引き出せるようになっていかれます。

私が、お子さんと親御さんの両者に関わり、親御さんとお子さんの橋渡しをします。


三位一体のひとつのチームです。


日常の学習も、受験期間も、強力バックアップで安心して先に進むことができ、生徒も親御さんも笑顔で卒業の日を迎えられます。

さらには、卒業後も、大学在学中や就活時など、随時相談を受けて有益な情報を提供しています。

必要に応じて単発でのコーチングレッスンを受けられます。

私は、生徒が明るく社会に出ていくその日まで、応援し続けています。


このように、生徒への3方向からのアプローチのトライアングルと、私と生徒と親御さんがチームとなるトライアングル。
これが、三宮のトライアングルメソッド です。

 

 

今の私があるのは…

高校まで勉強が好きで、真面目で勤勉で、いわゆる優等生。

生徒会などもやっていました。

しかし、大学受験で医学部受験に失敗し、経済的な理由で浪人の選択肢はなかったため、

同じ医療系ということで妥協して後期日程で看護大学へ。

医師への道が閉ざされたことで「これで自分の人生は終わった」と、

今考えると完全な認知の歪みで、勝手にその後の人生を自ら閉ざしてしまいます。

20代の若さで、自分の人生終わったって考えるなんて、極端ですよね(笑)
でも、それが当時の私でした。

分野は同じでも、自分のやりたかったこととはかけ離れている看護師や保健師という職業に魅力を感じるわけもなく・・

大学卒業後に就職した大学病院では、医師の指示なくして動けないことに苛立ち、シーツ交換をしながら「自分は何をやっているんだろう?」と葛藤。

他の看護師が当たり前としてやれている業務が、なぜか自分はうまくこなせずに混乱しました。

そういう状況下で苦しさを感じ、毎日、朝を迎えるのが本当に怖かったです。

さらに、
「自分はダメだ」と、どんどん自分を追い詰めて疲弊し、心身共に蝕まれていきます。

頑張らなくちゃとは思っても、なぜか勝手に涙がこぼれてくる。

そうこうしているうちに、ある段階で張り詰めていた糸がプツリと切れ、このままではいよいよ自分がダメになってしまう、患者さんにも良い看護は提供できないと、
後先考える余裕もなく看護師を早期に退職しました。

恐怖の病棟に行かなくてよくなったことで安堵したのもつかの間、生きていくための生活費を稼がなくては!という現実的な問題が立ちはだかります。

勉強が好きだったこと、分からないという人に教えるのが好きだったこと、学生時代にバイトでやっていた家庭教師が合っていたことなどから、
速攻で教育の道へ方向転換しました。

しかし、安定職と言われる看護師をやめたことで

「国家資格を持っといてそれをやらないなんてありえない!」
「家庭教師なんて学生がバイトでやることやろ!」
など、周囲からは大きな批判を浴び、

「自分はダメだ」の自己否定を加速させるなど傷口を広げ、

「人生終わった」感を強めます。

「私はしがない家庭教師・・」なんて、自分にレッテルを貼っていました。

塾講師や家庭教師をする一方で、
生活と実家への仕送りのために、昼間には保健師、接客・販売・営業、など様々な職業経験をしました。

そこで、学生時代には会うことのなかった様々な人たちと出会い、たくさんの経験をし、
次第に世間の広さを知り、いかに自分が閉鎖的で狭い教育しか受けていなかったかに気づかされました。

しかし、それでも相変わらず「終わった自分の人生」を生きていました。

そんな中で、塾や家庭教師で受け持った生徒たちから 懐かれ、頼りにされ、
「先生ってこの仕事が天職だね!」
「三宮先生に出会えてよかった!」
と言われたりすることを重ねるうちに、

自分の人生に光が見え始めます。

こうして、生徒たちに救われる形で、次第に家庭教師の仕事にハマり、
所属する全国区のプロ家庭教師派遣会社でその道を極めていきました。

大学まで行って完全に無駄になったと思っていた、医学的な知識、保健師・看護師としての視点は、
その後、プロ家庭教師人生で、生徒たちや親御さんがたとの関わりの中で大きく役立つことになりました。

 

 

起業したきっかけ

始めのうちは、通常の塾や家庭教師と同様に、成績を上げること、志望校に合格させることを目標に学習指導を行っていました。

その中で、本人の意思や適性とは違う理由、
「この職業が安定しているから」とか、
「親の期待に答えるため」という形で、
本質とズレた他者起点から、将来のレールを敷こうとしている子にたくさん出くわしました。

また、塾で決められたカリキュラムやテキストに受動的に従う形で、勉強に取り組んでいる子たちもたくさん目にしました。

多くの人が疑問を持たないこの状況に対して、私は、
「これは違う、これではいけない・・」と感じ、矯正も行なっていました。

私自身は、学生時代に塾や家庭教師は一切利用したことがなく、中学生の頃などは、なぜ塾に行く子たちが自分よりも勉強ができるようになっていかないのかずっと疑問でした。

自分が塾講師側の立場に立つ経験をして、その理由が良くわかりました。


そうこうするうちに、不登校やひきこもり、発達障害グレーゾーン、学校や他の教育機関で傷ついた子、などを受け持つことが増えてきました。

また、一見すると普通に学校へ通ってはいるけれども、表情が暗く生気が感じられない、将来の目標や夢を持てずに無気力、
自分に自信がなく、言いようのない漠然とした不安感を抱えている、

そういう子たちも増えてきました。

時代の変化とともに、子どもたちの置かれている教育環境が変わってきたこと、また若者たちの置かれている社会環境は
ここ数年で大きく変化しているのを感じています。

どこに行っても、他の家庭教師が担当してもダメで、最終的に私が受け持って落ち着いた、という子も多いです。
私自身が学生時代を起点につまずいた経験をしていることで、その子のところにまで降りて
その子と同じ視点で寄り添えるからかもしれません。

「自分が嫌い」「自分はダメだ」と思っている子たちにもたくさん会いますが、その気持ちはよ〜く理解できます。

さらに、親御さんに方に関しては、子育て環境の変化の影響も受けられているように感じます。

適切な相談相手を持たれていないために、
「自分の子どもにどう声をかけたらいいのかな?」
「これってもしかして虐待?」
「この子の将来はどうなってしまうの?」
などと不安を抱えたり、

ママ友相手やその他のところで
「あなたの子ども大丈夫?」
「おたくのお子さんは将来〇〇ですよ」
など、心ない言葉を投げかけられて傷つかれていたり。

そんな親御さん方にたくさんお会いしてきました。

このような状況から
「子どもたちが幸せに社会に出ていくために本当に必要なことは何か?」
「親御さんが安心して子どもを社会に送り出せるようにするためには?」
と考え、

真の教育を求めて、教育学以外にも、医学的観点もベースに、心理学、脳科学、量子力学、思春期保健など、各方面で学びました。

その中で、当時の自分を含めて、人がいかに自分の思考の歪みに囚われ、それに合わせた感情、現象を引き起こしているか、
ということや、

思考や意識の在り方ひとつで人生そのものの豊かさが大きく変わる、ということを知り、
自分自身が取り組むことでで体現もしました。

そして、長年に渡って多くのご家庭の中にまで入り込んでの関わりの中で培った、実体験としての学びを土台として、
通常の家庭教師とは異なる独自の教育支援として「三宮トライアングルメソッド 」を体系化し、実践するようになりました。

 

 

私の想いと目指す目標

学力アップや受験突破はあくまで通過点。

子どもたちが自ら無限の可能性を開くための背中を押すこと。
社会に出た後も、自分自身で考え、選択、決断、行動し、どんな状況下でも臨機応変に対応しながら、自ら幸せになれる

「自分で自分の人生を切り拓き、自ら幸せになる力」

を身につけられるようにすること。

また、親御さんが、たくましく成長した我が子を安心して社会に送り出せるようにすること。

それが、私の使命です。

 

また、何らかのことがきっかけでつまずき、落ちこぼれている子にも、どんなに傷つきお先真っ暗なドン底(と、本人や親御さんが思っている)な子にも

再起の機会を与えたい。

そして、どんな子でも自分の力を発揮し、国籍関係なく周囲の仲間と協力し、

「自分たちの時代を自分たちで作り上げていくんだ!」


そんな意気込みをもつ若者達を数多く輩出することで、より良い国際社会の実現に貢献したい。

そう思いながら、日々たくさんのチャレンジをしています。

 

 

これまでの実績・経歴

〈会社内での実績〉
・2004年 会社創立25周年記念式典においてプロ家庭教師として優秀教師賞を受賞
・2005年 プロ家庭教師上位のSランク認定を受ける
・会社創立25、30、35周年の全国記念式典に所属事務局から推薦、招待される
・所属事務局の特訓教室で理解と数学の集団授業を担当。生徒アンケートでの講師評価はトップ。
・全国版家庭教師ニュースに合格体験記掲載
・会社代表プロ家庭教師として、RKBテレビ、KBCテレビ、KBCラジオ等に出演

〈医療職経験〉
・大学病院での病棟勤務(看護師第1026602号)
・保健師として、特定保健指導対象者への職場での保健指導、メンタルヘルス支援(保健師第88993号)

〈家庭教師以外の教育職経験〉
・大手進学塾での非常勤講師として、中学生を対象とした通常・短期講習の集団授業

 

 

これまでの主な支援実績、特殊事例

・中・高・大学受験対策(国公立、医・歯・薬は理系科目担当)
・AO、推薦入試(現総合型選抜、現学校推薦型選抜)対策
・中学受験から東京六大学進学までの長期支援
・有名私立中高一貫進学校で、定期テスト対策で評定を稼いで指定校推薦を獲得するための学習支援
・有名私立中高一貫校の成績不振生徒の、学校からの退学通達に対し、成績向上により退学の回避と大学受験支援

・小〜中学までほとんど学校に行かなかった高校浪人生の、掛け算九九からの高校受験支援
・数学0点取ってくる子の学習支援
・不登校、ひきこもりの中高生のご家庭への学習支援とメンタルサポート。将来設計支援。専門学校、短大、大学などへの進学・受験支援
・不登校直前の子のメンタルサポート、通学・学習支援
・通信制高校の学生の、大学受験支援。
・ADHD、自閉症スペクトラム(グレーゾーン)など発達障害の子のカウンセリング、教育・受験支援。保護者の方へのメンタルサポート、医療的視点からの日常生活に対するコンサルテーション。
・日本では未だ解明されていない疾患の症状を持つ子の、日常生活・大学受験支援
・知能検査でIQ70の子の大学受験支援
・家出や深夜の外出などの素行不良生徒、両親不在で一人暮らしの中学生などの、メンタルサポート、日常生活・学習支援と、進級・大学などの受験支援
・自分の頭で考えられないことが悩みの子の、思考のトレーニングと大学受験支援

・看護学生の看護師国家試験対策(解剖生理学分野)
・大学受験後の学生の大学準備支援、レポート作成練習、現役大学生のレポート指導
・大学生の授業フォロー(心理学、数学、電気分野、レポート指導など)
・大学生が、大学生活をうまく送るためのコーチング、就職のための進路設計支援
・就活に向けてのSPI対策

〜単発でのコンサルティング〜
・ビジネスツール(ウェルスダイナミクス)を活用した、若者の将来の進路選択のためのコンサルティング
・小・中高生の、家庭学習改善のための教育コンサルティング
・不登校や特殊な事情を抱えるお子さんをお持ちの親御さんを対象とした、カウンセリング、コンサルティング

その他多数。