目標地点は受験突破のその先、
「自分で自分の人生を切り拓き、自ら幸せになれる力」を身につけた社会人になるための、総合的な教育支援を行っています、
プロ家庭教師/教育コンサルタントの三宮です♪
「不登校でも自分の未来を切り拓く若者たち その1」のブログに、Mくんと並んで登場していた、Aくん。
その1では、無事に短大に進学したところまでの、当時のブログをあげました。
Mくんが現在どうしているかは、前回のブログ(その2)でご紹介しましたが、
Aくんのほうは、現在はどうしているでしょう?
今度はそちらをご紹介します。
Mくんとはまた違った、いい進み方をしていますよ。
今現在、不登校やその他の理由で先行きに不安を抱えている子や親御さん方に、Aくんの事例から知っていただきたいのは、
一旦進学したら、その後を真っ直ぐに進む、というのが正しい進み方というわけでもなく、途中で目標設定を変更してもいい、新たな目的地が見えていれば方向転換するのは全然アリ、ということです。
Aくんとそのご家族はその姿を通して、とても貴重な「光のバトン」を、次に続く子たちとその親御さんがたに渡そうとしてくれています。
Aくんの進み方からも、大切な気づきがたくさんあると思います。
ぜひ参考にしてください♪
目次
Aくんのその後と現在は?
Aくんは短大進学後、蓋を開ければほとんどがオンライン授業となりました。
この年入学の短大生や大学生たち、学校側も初めてのことで手探りの状態で授業を展開していましたから、学生たちはかなり振り回されて大変な思いをしましたよね。
Aくんが入学した短大は、ITにはめちゃくちゃ強いところ、というか、それが専門のようなところでしたから、他の学校と比べてサクッとオンライン授業や課題提出のシステム構築がされていて、すごいな〜さすがだな〜と感心しました。
そして、Aくんは、長期的な体調不良があるのと、もともと多くの人と関わることが得意ではないところがあります。
コロナの影響での学校の授業展開が、Aくんにとっては功を奏しました(笑)
急に大きく環境が変わることなく、自分が落ち着ける環境でスタートすることができました。
ある程度自分のペースを確保しながら、助けを借りながら、授業を受けて課題を提出して・・、
と、なんとか順調に進められていました。
Aくんの別のチャレンジ
バイクに興味が湧いて、中型バイクの免許を取っちゃったAくんは、教室へもバイクで来るようになっていましたが、
実はあのあと・・、
なんと、「大型バイクの免許も取ろっかな〜」と言い始めたんですよ。
え〜〜〜〜〜っ!?!?!?
私は、びっくり!!
バイクをご存知の方は分かると思うんですが、中型と大型では、ハードルがかなり違いますよね。大型は400cc超えるのよ?!
ましてや、Aくんは細い体で力があるわけではないから、大きなバイクを扱えるとは正直とても思えない(ごめんよAくん、だって本当にそう見える笑)、
そんなAくん。
私の周りにもバイクに乗ってる人が男女を問わず結構いますので、またがらせてもらったこともあります。
で「バイク(の免許)とったらいいやん」と、言われることもあります。
ですが、私は、
「力のない自分には、ぜーーったいに無理!!倒れた時に1人で起こすのぜーったいに無理!!」
と、全拒否している分野です(笑)
そんな私は、
まっさかね〜〜(さすがにAくん大型まで取るわけないよね〜〜)
って思いつつも、
「経験は宝」、チャレンジの機会はなんでも大歓迎が基本スタンス。
本人がその気になってるんなら、応援の姿勢。
結局、Aくんは、
その大型バイクの免許、
なんと、本当に取ってきました〜〜〜〜!!
しかも、自動車学校はコツコツ通って、途中で落とされることなく最短で進んで、卒検も一発合格です!
そんなAくんは自信満々で取りにいったのかというと、そうではないです。
むしろその逆。
いろんな場面でかなり緊張もしていて、一本橋を渡る課題(聞いてるだけで私は怖い)の前日とか、検定前とか、
「怖い〜〜」「試験イヤだ〜」って、弱音を吐きまくってました・・(笑)
なぜか、Aくんは極寒の時に活動的になる、という面白いところがありますから、雪の中での教習も受けてましたね。
けど、なんだかんだで、どれもこなしてしまいました。
いや〜〜〜、本当にすごいです。
今まで若い子たちの、たくさんのチャレンジする姿を見せてもらっていますが、大型バイクの免許を取るとか、この手のチャレンジの仕方は初めて見せてもらいました。
前後は忘れましたが、福岡では必須の車の免許も、いつぞやサクッと取って、そちらは家族のために乗ったりしています。
学校や勉強とは関係ないですが、Aくんにとって、さらに良い心身の鍛錬になっていましたね。
若い子、特に一見ひ弱に見える子は、決めたら行動力がすごいです。
生命力もあります。
途中コロナに罹った時、死にかけたようなメッセージが送られてきた時には、あの身体だけに心配にもなりましたが、
ちゃんと無事に生還してきました(笑)
途中からの方向転換
さて、短大のほうですが、
Aくんはあるところから「自分に合わない」と本人が思い始めて、
苦しさを感じるようになってきました。
そこで、よくよく本人や親御さんと相談しながら、学校に在籍はしつつ、別の道も模索し始めました。
繊細なタイプは感覚が鋭くて敏感です。
鋭さを持ち合わせていない人間からは、想像をはるかに超えた、たくさんのものを感じ取っています。
敏感がゆえに自分が受け入れられるものが少ないというか、
「我慢して続ける」ということはやりにくいです。
自分自身を理解するにも時間がかかりますから、一発で自分にピッタリ合うものを取る、というのもそう簡単ではありません。
やってみないとわからないというところもあります。
途中で方向転換が必要なこともしばしばです。
それを無視して、周囲の鈍感な大人の判断で、無理にゴリ押しして、
一つにこだわって強制的に進めさせようとすると、絶対にうまくいきません。
親御さんの立場では、
別の道を選択する、学校を辞めることとなると、なんだか挫折してレールを外れるようで、ショックを受けたり、落胆されたりする方も多いですが、
これは、挫折ではありません。
方向転換です!!
経験して、自分の適性をまた一つ知った、自分に合う方向性がまた絞られた、ということでもあります。
方向転換して、結果的によかった!!ってなった子たち、
私の生徒にたくさんいます。
そのことを、皆さんにはぜひ知ってほしいなと思います。
Aくんのご両親は子どもたちに対しての理解が有られるので、Aくんを追い詰めることはされませんでした。
また、
「親が子供を理解しようとする姿勢」が大切ではありますが、
子供側には、
「自分の思っていることや感じていることを親に上手に伝える」ということも必要です。
そこは私がフォローして、本人の背中を押すところです。
アイディアマンなお母さんが巻き起こす、たくさんのチャンス
Aくん宅は、お母さんがアイディア出しの天才。
私が活用しているウェルスダイナミクスの「クリエイター」です。
その才能を活かして、時代の先読みをした多くの新たなことにチャレンジされますし、
お子さんたちにもその機会を作られています。
自宅の離れの超すてきな部屋は、お子さんたちと一緒に作られたそうで、そこを見た私はびっくりしました〜!
できることなら、皆さんにも見てほしい・・。
以前からお子さんたちに「稼ぐ」機会もあれこれ作られていましたが、
それが実は、今、本格的にビジネスとして発展している分野でもあります。
現在のAくんは、そっちを本格的に自分の仕事にしていきたいと思っていて、
そのための勉強、準備、そして実践と試行錯誤をしているところです。
時代の後押しを受けた、風の時代に沿った進み方だし、
組織に属することに向かないAくんにはピッタリだなと、私は感じてます。
面白い、ワクワクな進み方、次世代のロールモデルです♪
Aくんは、お母さんに作ってもらった機会以外にも、
上手にお金を稼ぐということを、以前からちょこちょこやってます。
その賢さはAくんの特性が出ていて、今後に生かしていくべきとこだなと感じています。
ブログはどうしても断片的になりますから、Aくんはここまで親のスネを齧りまくってるように感じられるかもしれないんですが・・、
全然そうではないですよ。
むしろ、経済観念ありありです。
子どもの携帯代が超高額になって親御さんがブチギレるっていうの、結構頻繁に起りますが(笑)、
Aくん宅は、Aくんが超格安で契約できる裏技使って、家族の携帯代金を抑えたりしています。
Aくんの、無駄を削り落とすことの天才性(ウェルスダイナミクスのプロファイル「ロード」)が、
随所で発揮されています。
先日は、お父さんと親子間での交渉なんかもしていて、その話し聞かせてもらってて面白かったです。
重要な体作り
休学して別の道を模索することにした際には、Aくんにとっての大きなテーマ「日常生活に支障がない状態を目指しての身体作り」にも、取り組んでいきました。
通常、心身の課題がある子はそちらの改善も図っていきます。
勉強云々よりも心身の健康状態を整える方が先、という子も結構多いです。
Aくんのお母さんは、ご自身でたくさん勉強されて、食事面でもいろんな工夫をされています。
私だったら到底できないこともあり、本当に頭が下がります。
男女差をつけてはいけませんが、健康や美容に関しては、やはり女子のほうが意識高いですね。
女子はすぐに実行して結果を出していきますが、男子はなかなかね〜。
Aくんは、自分の身体の健康意識が高いとは言えず、そのための行動に関しては、なかなか実行が難しい状態でした。
運動メニューの相談も「無理〜〜〜」の連発だったので、
いよいよ痺れを切らした私・・
「ちょっとー、こうなったら、レッスンの前に、一緒に天拝山に登りにいくのやったらどうなん??」
まさかのこの提案に、まさかまさかで首を縦に振ったので(笑)、
レッスン日の、朝一天拝山が習慣になりました。
通常はオンラインレッスンだし、こんなことできないですが、
Aくんは福岡在住で、教室でのレッスンを受けているがゆえの、特例です。
Aくんが本当に偉いな〜と思うのは、
「キツイよ〜」とか、弱音を吐きはするけど、絶対に「行かない」とは言わない。必ず一緒に登る。
特に体調不良でない限りは、目的地点まで絶対に行く。
レッスンをサボるようなことも決してなく、決められた日の決められた時間に絶対に来る。公共機関の都合でない限りは遅れない。
正直、もっと早くから一緒に天拝山に行けばよかったやん!!
って、思いました(笑)
これをやるようになってから、顔つき、身体の動き、足取り、気力、徐々にですが、さらに確実に好転していきました〜。
自分の体の感覚には疎い本人も、体が喜んでいる感じはなんとなく掴めるようになっています。
教室近所の天拝山は、山全体が御神体のような良い気が充満している山なので、レッスン日だけで頻度が少なくても変化が現れやすかったと思います。
私が、家にこもっているような子には、とにかく外に出ることを促しますし、
いたる所で親御さん方に訴えていますが、
Aくんの場合も、その重要性と効果を証明した形になりました。
その他にも、Aくんのご家庭は兄妹仲、親子仲がとても良く、親子で畑いじりしたり、同じくバイクの免許をとったお姉ちゃんとバイクツーリングしたり、兄妹で旅行したり、お父さんと男2人旅をしたり・・、
Aくんが外で活動する機会がたくさんあるのが良いです。
Aくんに対してのご両親の理解があられるので、Aくんは家族の在り方にも大きく助けられていると、私は感じています。
家で表情が暗〜くなっていたり、何かと不調のあるお子さんは、
とにかく外に連れ出したり、良い気が流れている自然豊かなところに身を置く機会を作ってください。
そういう場所に、寝っ転がるだけでも良いです。太陽浴びて、できれば裸足になってアーシングを。
とにかく、体に溜まった悪いものを出して、自然のエネルギーを身体に取り込むと良いですよ。
社会進出・働き方はいろいろ、方向転換したっていい
今月、次世代の起業家を育成するための高専も開校しましたね。
昔みたいに、
少しでも良い学校に入って、少しでも良い企業に就職して、というのが、鉄板の成功ルートとは限らない時代になっています。
職業もいろいろ、働き方もいろいろ。
前回ご紹介したMくんのように、望む大学に合格して、そのあとも真っ直ぐに進んでいく、というのはとても良いことです。
その姿を、昭和の親世代は、絶対的な理想の人生の歩き方としがちです。
実際に、これまで教育の場面では、その成功例がたくさんクローズアップされてきました。
ですが、もしも、
その途中で自分が苦しさを感じたり、適性とのズレを感じた時に、
「我慢してでも続ける(続けさせる)のか」「別の道を模索するのか」
親視点ではなく、本人視点で判断して、状況によっては方向転換をしていくことも、とても大切なことです。
そのタイミングが、中学かもしれない、高校かもしれない、もっとその先かもしれない。
たくさんの生徒を受け持ってきましたが、
本人が苦しんでいるのに、親御さんの意向だけでゴリ押して進めさせようとされているのを、
私が間に入って適切に方向転換を促したことで、むしろそれまでより順調に物事が進むようになった、良い結果になった、
という例が、たくさんあります。
執着心は良いことないです。本質からズレていきます。
どこかでつまずいても、右に行ったり左に行ったりしながら、
他人ではなく自分にとって一番いいと思える道を進んでいれば、
そして周囲がそれを応援できれば、
アンテナ張っていれば自ずとチャンスが現れてきますし、
その先必ず道が開けてきます。
後になって振り返ったら、全てはこのために繋がっていた、ということもあります。
方向転換して、結果的にそっちで良い感じに進んで行けたら、過去のつまずきはなんてことなくなります。
なんでこうなるの?ではなく、
じゃあどうしようか?
の視点で、アンテナを張って、次の選択肢を見つける姿勢、とっても大切です。
ちなみに、Aくんの親御さんは、このアンテナの貼り方がすごいです!
たくさんの有益な情報を取ってこられます。
私が初めて知るようなこともあって、私自身も学びの機会をいただいています。
まとめ
Aくんのその後と現在の様子、いかがだったでしょうか?
と〜ってもいい事例を、見せてくれていますよね。
ブログなので、サクッと書いていますが、Aくんはここまでいろんな体験をして、チャレンジして、学んで、本当にいい成長をしています。
考え方も、かなり大人になりました。
AくんとMくん、2人は、それぞれ自分に合った進み方、働き方で、社会に出ようとしています。
不登校やその他の理由で、学校に行けなくなってしまったり、そのために学習に遅れが出てきてしまった子やご家庭は、
なんだか枠から外れたように感じて、苦しくなったりされるかと思います。
ですが、問題は、学校に行けなくなったことではないです。
重要な勉強の機会が失われる、
思春期に必要なその他の学びの機会が失われることで、
その先の道を作るのが難しくなる、
というのが問題です。
ですから、
勉強の機会をどうするか、その他の必要な学びの機会をどう作るか、
それを考えて、
さっさと適切な第三者の助けを借りながら、その先を作っていければ良いわけです。
それから、
人には個性があります。
価値観が違います。それぞれに合うものは違います。
1人の成功法則が、他には当てはまらない。
Mくんにピッタリなことが、Aくんにはしっくりこない、これが当たり前です。
それぞれの人生、それぞれの道の進み方があります。
途中で方向性を変えることだってある。
そして、
親子でも違う魂持って生まれてきています。
親と子で、それぞれの魂が望んでいるものは違います。
そこのあたりを理解するのが、本当〜〜に重要だと思っています。
最終的に、本人が「自分、幸せだな〜」って思える人生にできることが、一番ではないでしょうか?
Aくんとそのご家族の事例から、大切なことに気づいていただき、
その光のバトンを受け取っていただけたらなと思います。
そして、Aくんに、ぜひ続いてください。
留まっている子たちの、先に進む第一歩のきっかけになると嬉しいです。
随時無料相談も受け付けています。
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