みなさんこんにちは、三宮です。

私は、プロ家庭教師・教育コンサルタント、という肩書きで、若者たちの教育支援をさせてもらっていますが、
目標地点は、「受験突破」ではなく、それよりもっと先です。

受験を突破して、どんなにいい学校に進学しても、それがその子の本当の幸せに直結することにはならないからです。

自分で自分の人生を切り開き、自ら幸せになれる力を身につけて、
「幸せに働ける社会人になる」

そこを目標として、支援をしています。

それを実現化させるために、私も日々学んで、生徒たちに効果的なことをどんどん取り入れています。

なので、
自分にピッタリの進路選択のためのコンサルティング、コーチング、
大学生の具体的な就活対策、
といった、
受験を終えた、その先の子たちを受け持つことも増えてきました。

 

今はITフル活用、なんでもできる便利な時代。
以前の、パワーポイントを使った資料作成といった作業が、超超超〜〜〜苦手(苦手というかほぼ出来ない)だった私にも、

比較的簡単に、なんとか、
資料作成ができるようになってきました。

で、

一つ、私の中での大作が出来上がりました。

題して
「いつでもうまくいく現実の創りかた」


学生というモラトリアム期間を抜けて、社会人になると、
いろんな責任も出てきますし、楽しいことばかりとはいきません。

けれど、意識や思考の持って行きかた一つで、状況はどっちにも転がります。

周囲で何か起こることに一喜一憂、周囲の環境に振り回される自分ではなく、
自分で現実を創る、周囲の環境を自分で生み出せるとしたら・・
どうでしょう?

そうなったら最強じゃない?!

実は、それって可能なんです!!

親御さんがた大人のみなさんは、
もしかしたら「なにそれ、怪しい」とか、「はあ?なにそれ?!」
ってなられるかもしれませんね。

そういう意味では、私は変人かもしれません(笑)

 

私は、自分の教育プログラムの中で、
自分で自分をコントロールして、常に良いほうへ良いほうへと向かっていける術を、
日々教えていますが、

生徒たちは、私が伝えることを素直に受け取って実践して、そして体現しています。

 

勉強を教えてではなく、
思考や意識を変えていくトレーニングを通して、

成績アップ、志望校合格、

それ以外にも、

自信のある自分になる、
未来をポジティブに考えられる自分になる、
人と上手にコミュニケーションが取れるようになる、

などなど、

それぞれが目標とする、理想の自分を叶えていきます。



今回資料を作ってみて、
我ながらめちゃくちゃいい感じにできた結果、
「今だったら、これ使ってもっと上手に、もっといいこと伝えられるんだけどな〜〜」

自分がパワーアップすればするほど、
「これまでの生徒たちに、自分は十分なことをしてあげれてたんだろうか?」

そんな考えもよぎってきます。

 

なので、

教え子で、社会人になっているはずの子で、最近連絡が取れてなくて、なおかつその後が気になっている子・・
に、
このお節介おばちゃんは、声かけてみました〜(笑)♪

私のレッスンを卒業してしばらく時間が経って、当時の教えを忘れているかもしれないな〜
と思ったりもしていました。

 

で、数日前、
社会人になって間もないSちゃんが
「受けた〜〜〜い♪」と反応してきたので、
この資料を使って、個別セミナーをやりました。

そして、その中で、とっても嬉しかったこと、そして大きな気づきがありました。

同時に、
私が、子どもたちの未来作りに大切なこととして、さらに確信したこと、
があります。

それらを、Sちゃんとのやりとりを通じて、ご紹介しようと思います。

参考にしてください。

 

 

受け持った当時のSちゃん

当時高校生だったSちゃんの、私が受け持ち始めた当時の第一印象。

ズバリ
「生ける屍」

これ、ひどい表現ですが、本当にこの表現がしっくりくる。
「これはまずい・・」と、私を思わせる表情してました。

不登校というわけではなく、学校にもちゃんと行っています。
福岡で名の知れた、中高一貫校の高校生でした。

ですが、本人曰く
「生きてる感じがしない」

周囲がどの程度危機感を感じていたかは知りませんが、
私からすると、本当〜〜〜〜に、まずい状態でした。

 

不登校問題がクローズアップされていますが、学校に行ってればいいってわけじゃない。
私は、こういう子たちこそ、拾い上げて支援をしないといけない、と思っています。

でないと、この子たちの将来が閉ざされてしまう。

 

そんなSちゃんでしたので、勉強以外のサポートもたくさんやりました。

計画的な、1週間の不登校を実施したこともあります。

親御さんが絶対的に望む進路ではなく、本人の本質に沿った、本人が納得のいく進路をとる方向に持って行く。
そのための、親御さんへのサポートも結構やりました。

でもって私のお得意分野。
思い込みや思考のクセを変えるトレーニングなどは、特に積極的にやってました。

 

その後、
私から見て人相が変わる、「いい顔になったな〜」と感じられて、

そして親御さんも、我が子の変化に「よかった〜!」と、心から安心されて、

志望校にも無事に合格!

心から本人が望む形での大学進学か叶って、
そこでレッスンは終了していました。

 

その後、就活時に一度相談のLINEが来て、アドバイスして以降は、連絡が途絶えていました。


基本的に、若い子たち、特に私の教え子たちの多くは
「連絡ないのが元気な証拠」

です(笑)

逆に何かあると、「先生〜〜〜〜!!」って、
ヘルプコールが来ますから。


中には、嬉しい日常の報告をちょこちょこしてきてくれる子もいるんですが、
大体は、新生活が始まって、そっちの楽しさのほうに意識が向かっていくのが普通ですね。

私のほうは少し寂しい気もしますが、
私は、何かあった時、いざという時のお助けマン。

 

Sちゃんは、当時から、LINEのメッセージもなかなか返ってこないタイプでしたね(笑)

 

私は、基本的には世話焼き(だと思う・・)で、
Sちゃんの最初が最初だっただけに、
「就職うまくいったかな〜? 楽しく働けてるかな〜?」

いろんな意味で、Sちゃんのその後がやはり気になってました。

 

 

久しぶりに顔を見れたSちゃんの様子

Zoom越しに久しぶりにSちゃんを見た最初の印象は
「おっ、いい表情してる!!」

実にニコニコ、キラキラしてました。

それ見て、
「よかった〜、大丈夫だ!!」
そう思ってホッとしました。

顔つき見れば、その人の現在の状態が分かります。

 

Sちゃんは、当時の私の教えをしっかり身につけていて、
大学に進学したあともそれを実践して、どんな時にも前向きに進んで、

そして、就職先も、自分にピッタリのところに行き着いてました。

いわゆる俗に言う「引き寄せた」としか言いようがない、そんな状態でした。

「今、楽しいですよ〜♪ この仕事、自分に合ってます♫」
って、嬉しそうに話してくれました。

 

Sちゃんは、ご両親にとても可愛がられている、ひとりっ子。

当時、ご家族は
「絶対に将来は医療系(看護師か薬剤師)!」と宣言されていましたが、それは、Sちゃんが望むものではありませんでした。

それを、本人が本当に望む、本人が納得のいく進路に変更して大学進学。

その後の大学在学中は多少の苦労はしたものの、自分で意欲的に課題や卒業制作をこなしていったようです。

 

就活時には、親御さんは自宅から通える職場への就職にこだわられていて、Sちゃんにとって紆余曲折あったようですが、
最終的には、自分が望む形での就職を叶えていました♪

現在は、親元を離れて、関東で1人暮らし。

Sちゃんが愛してやまない、ディズニーに、いつでもすぐに行ける環境も手に入れていました♪

 

さまざまな困難な状況が起きても、へし折られることなく、自分で人生を切り拓いていました♪

私が、生徒たちに学生のうちに身に付けて欲しい、と思っている力をしっかりと身につけていて、
私の存在がなくなっても、それを発揮していました♬


それが分かって、めちゃくちゃ嬉しかったです♡

 

 

そして、自分のこの後の計画も話してくれました。

「今いるところで取らせてもらえる国家資格を今のうちに取得して・・、海外の〇〇で働くことも狙ってる・・。」
自分であれこれ戦略立てて、自分でこのあとのレールも引こうとしています。

聞いていて、私もワクワクしました〜♪

 

今のSちゃんは、
親御さんが当初望まれていた職業と比べた場合には、安定職というわけではありません。

給料は、薬剤師や三交代勤務の看護師と比べると、確かに安いです。

ですが、少なくとも、
本人は「生きている実感」を感じながら、毎日楽しく働いて、自分の人生を楽しんでいます。

それがしっかり伝わってきて、嬉しかったです♡

 

「あの時、親が望むまま、看護師とか薬剤師になってたら、今こんなに楽しくやってないと思います」

そうも言ってました。

 

 


準備していたセミナーのほうはと言うと・・

Sちゃんが高校生だった時代に、断片的に、この内容をちょこちょこ伝授していた記憶がありはしますが、
「もう忘れてるだろうな〜」って、正直思ってました。

 

なので、
「今から、当時では伝えきれなかったことも含めて、大切なことを教えるからね〜」
と、意気揚々と臨んだものの、

私が思っていたよりも、当時Sちゃんに伝えられていた、
そして本人は覚えていたみたいで、

「先生から聞いたことがあります〜」「それ、これまでも意識してましたよ〜」
との反応が多くて、

 

「あれ?!私って昔から意外とちゃんとやれてたんじゃんっ!!」
って、なりました(笑)

そういえば、すでに、ウェルスダイナミクスも取り入れてたな〜。

当時の自分を褒めてあげたいっ・・☆

 

 

今を幸せに生きるSちゃんの感想

 

やったからには・・ってことで、アンケートもお願いしたんですが、こんな回答をくれました。


三宮先生に出会うまでこんな風に物事を良い方向に考えたり、常に楽しく生きることは無理だと考えていました。しかし、今はとても楽しい日々を送っております。それもこれも三宮先生が教えて下さったおかげだと思います。常に前向きな先生の考え方や生き方、その明るさを尊敬しています!

 

これ見て、私、本当〜に、救われました。
あ〜〜、私の若い子たちへの想いはちゃんと伝わって形になってる・・って思ったし、
自分がやってることは間違ってない!さらに確信が持てました。

ありがた過ぎて、泣けてくる・・

 

 

こんな感じでいつも、
私は生徒たちを助けているようで、
実際には私のほうが助けられ、背中を押されています。

「常に前向きな先生の考え方や生き方、その明るさ」って、結構みんな私を評価してくれるんですが、
元々は、そんな自分ではありませんでした。

むか〜しは、本来の自分ではなくなっていて、ネガティブ思考。でした。

どの生徒の親御さんにそれを言っても「信じられませ〜ん!!」
そう返ってきますが、

ネガティブのほうを信じてもらえないような自分になれたのも、これまでの生徒たちのおかげなんですよ。

 

その他、セミナーの内容自体に関しては、こんな感想。

(前後での気持ちの変化は?)
とてもワクワクした気持ちになりました!今の現状、仕事や生活は良い感じではありますが、普段の生活の中で少なからず気分の波があります。そんな時に今回の引き寄せを思い出し意識することで良い方向に変わっていけると聞くと、どのような未来になるのかとても楽しみになりました!気分が落ち込むと、どうしても反対に持っていくことは難しいとは思いますが、切り替えを意識していきたいです!

(今日得たことをどう活かす?)
周りの人に良い影響を与えられるような人間になるために、まずは私が常にご機嫌!な生活を送ることを目指したいです!
感謝の考え方に持っていくことなどが、とても意外というか、なるほどなと感じたので、それも実践していきたいです!

 

受けてくれる子たちに、こんな状態になってくれたらいいな、と思っていたことを、まさに言語化してくれる回答でした!

 

 

 

その子本人にとって幸せってなんだろう?そのために必要なこととは?

私が子どもたちへの教育支援を行う時には、常にそこに意識が向いています。

「幸せ〜ってなんだ〜け、なんだ〜け?♫」
昔、そんなそんなCMがありましたね。
昭和世代はわかるはず(笑)


今のSちゃんが、
自分で自分の幸せを築いていけている

それが、私は本当に嬉しいです。

 

今の学生たちが置かれている状況、日本の社会問題を踏まえて、
そして、親御さん方が一喜一憂されていることを見聞きして、
私がいつも疑問視すること、みなさんに投げかけたいことは、

「学生たちは本当に勉強だけでいいの?」「少しでも偏差値の高いところに行くことが本当の成功ルートなの?」
といったことです。

親はじめ周囲は満足していても、肝心の子ども本人が置いてけぼりになってはいまいか??
そう感じる場面も多々あります。

 

Sちゃんの場合、
当時の親御さんが望まれた通りに、薬学部に進学して薬剤師になって・・
となっていたら、

世間の評価はそっちのほうが高いでしょうし、プロ家庭教師としての評価も確実にそっちが上です。会社によっては家庭教師の評価査定に入ります。

でも、肝心の、本人は????

 

私は、医師薬難関大学の受験指導もしますが、
それはあくまで、「本人が」それを切に臨んでいるからです。

本人の幸せにつながらないことには、ぜ〜〜〜〜〜ったいに、加担しない!!

それが私のポリシーです。

 

「この成績だったら医学部も狙えるよ。受けたらいいやん」
「せっかくなら、もっと上の高校受験しなよ。もったいないよ。」

そんな馬鹿なこと、私は口が裂けても言いません!

ですが、現場では、そんなやりとりが行われている現状があります。

 

そう言われて、

自分のことを自分ごととして考えたり、自分の意見を持てるように育っていない本人は、

なんとな〜く「それがいいのかな〜?」
「先生が(親が)そう言うなら」

自分の軸なくフワフワ。

親御さんは、「欲に目が眩む」

 

その後を想像してみてください。

 

 

進学のその先の自分の生き方を、本人がしっかり自分で考えられるようになろう!

自分の将来を明るくイメージできない、
前向きに捉えられない、
自分ごととして考えられない、
誰かに決めてもらわないと行動できない、

そんな子たちがたくさんいます。

 

そういった「大問題」が、意外と気付かれないまま、放置状態だったりします。

 

成績を上げる云々以前に、身につけるべきことがたくさんある。
私はそう思っていますが、いかがでしょうか?



学生たちには、
・自分で自分の将来のこと(特に社会人になるところ)をしっかり考える。
・他の誰でもない、自分自身の理想の生き方をイメージして、その実現を目指して前向きに行動していく。
・困難な状況でも、自分の意識で有利な環境を自ら生み出す

 

そういった力を身につけてもらえたらいいと思いますし、

それが、本人にとって、そして周囲にとっても、幸せな人生につながると確信して、
そのサポートを含めた教育支援をしています。

 

 

まとめ

私は直感的に物事の本質を見抜いて感じ取るのが大の得意で、
その力に頼る形で、生徒や親御さんに接して、結果を出していることもしばしばです。

自分の教育に対する思い、皆さんに伝えたいことも、山のようにあるんですが、
悲しいかな、肝心の言語化が上手ではないので、
自分が掴んでいること、自分の思いを伝えるのが、本当に難しくて、苦戦して、悶々とします。

誰か、ゴーストライターやってくれ〜〜〜〜っ!(笑)


なので、

生徒たちとのやり取りの内容、生徒たちの変化、といった、事例をご紹介することで、
大切な何かを少しでも感じ取ってもらうことができたら、いいのかな〜と思っています。

 

今回の、Sちゃんとのやり取りから、
皆さんに何か感じ取ってもらえたら嬉しいです。

そして、学生さんは自分自身に、親御さんはお子さんへの対応に、
活かしていただけたらなと思います。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

若者たちの明るい未来に、何か役に立てたら嬉しいです♡