目標地点は受験突破のその先、
「自分で自分の人生を切り拓き、自ら幸せになれる力」を身につけ、
「幸せに働ける社会人」になるための、

総合的な教育支援を行っています、
プロ家庭教師/教育コンサルタントの三宮です♪

お盆を過ぎて、夜がすこーし過ごしやすくなったと感じる今日この頃・・。
いや〜、今年の夏は本当に暑かったですね。

今日で夏休みが終わる、という子たちも多いかと思います。

夏休みはどうだったでしょうか?
皆楽しく充実して過ごせてたらいいな〜と思います。

 

一方で、学校が始まることに不安や抵抗感など、
ちょっとネガティブな気持ちになってしまっている子もいるかもしれません。

中には、

「学校に行きたくない」
「学校に行けない」

このタイミングは、そんな子たちが出てくる時でもあります。

 

そんな状態の我が子を前にして、親御さんは・・

混乱したり、あるいは、
「ついにきたか・・」
そんな、ある程度予期していたという親御さんもいらっしゃるかもしれません。

周囲を見渡していると、

「どうにかして学校に行かせなきゃ」
と、必死になって本人を煽る。

「行きたくないなら、別に学校には行かせる必要はないよね〜」
と、安直に考えて放任する。グズグズしている。

こんな様子がよく見受けられます。

ですが、どちらも解決には向かいません。


これまで、不登校に限らず、
さまざまな問題を抱えたご家庭からの相談や実際の生徒を、たくさん受け持ってきました。

その経験から、私が持っている対策の考え方として需要なことを、
ここで綴っていこうと思います。

 

たくさんの生徒を支援してきたから言えることですが、

具体的に、その段階でのその子に必要なことは、一人一人違っています。
当たり前〜。

Aとくれば答えはB。
人間はそんなに単純ではありません。

ですから、こういう状況の子には、こうしましょう。こうしたらいいですよ。

そんなことは書きません。

 

手技手法は書けませんが、解決に向かうための親御さんの
「視点の持ち方」「あり方」
というのがありますので、

ここでは、それをお伝えしようと思います。

 

参考にしてください。

 

 

不登校などの子どもの問題が解決に向かいやすい、親の特徴

早速ですが、
早い段階で解決に向かわれるご家庭の親御さんの意識や姿勢の特徴、というのがあります。
それを挙げてみると、

 

まず、我が子の気持ちを理解しようと努める姿勢(自分の子供が困っていることを理解しようとする)

↑だからといって、親として、子どもの全てを理解することなんでできないということは、はっきりと認識できている。さらには、親子の間には限界があること、親子だから見えなくなってしまうことが出てくることを認識している。

子どもの現状の困りごとに合わせて、相談したり必要な支援を求めて、すぐに動く。(スピーディな行動)

自分よりも子どもに必要な支援を探す姿勢。

自分と子どもを、第三者視点で客観的に見ることができる。

未来志向で視点が高い。

相談する相手は、ママ友や知り合いなどの素人ではなく、その道の専門家。(正確な情報を求める)

人の話しを聞く姿勢がある。かといって人の話しを鵜呑みにすることはなく、依存することもない。

子どもにとっての適切な支援の場を見つけたら、子どもの様子は見つつ、子どもと適度に距離を保つ。丸投げはせず、必要に応じてその支援機関に適宜質問したり相談したりする。時に、自分自身も学んで実践する。

必要な支援環境が作られたあとは、子どもを信じて応援の姿勢(不安を手放して子どもの成長のほうに目を向ける)。さらに、自分が親としてできる範囲内での、子どもへの援助を続ける。子どもへの過度な干渉はしない。

 

こんな感じです。

思いつくのをバーっとあげましたが、
こういうのを並べると、日本人の悪いクセで、「出来てないところ」に目が向いて、自分責めに走る親御さんがいらっしゃいます。

それはやめてくださいね。

私は、この職業を20年くらいかけて経験する中で、学んで得たから分かっていることがたくさんあるだけで、
それがなかったら、かなりの勘違い毒親になって、やらかしまくっていたこと間違いなし!な、自信があります(笑)

親がこういう感じだと、解決しやすいんだな〜〜って、
まずは知ってもらう。
それが目的であげてます。


それに、この長いブログを読もうとされている親御さんは、
その時点で、「意識が高い」「学ぶ姿勢がある」ということでもありますよ。

私は、親御さんへの支援をしていく場合に、上記の理想の状態に近づいてもらえるように、支援していきます。

そして、実際に親御さんが少しずつ変容して上昇していかれると、子どもの問題解決にも向かっていきやすくなります。



子どもを任せられるところがあることや、自分の心がざわついてしまう時に適宜相談して適切なアドバイスをもらえることで、
「気持ちにもゆとりができて安心感に繋がる〜」
といったことも、感想としていただけていますが、

親御さん自身にとっても、そういった、癒しになる環境があることも大事です。

 

 

親のあり方を間違うと

では逆に、

上に列記した姿勢が親御さんにない場合には、どういうことが起こりえるか。
これをあげていくと・・

子どもをなんとかしようと本人を煽って状況悪化。

子どものことをなんでも分かった気になって、独自路線の勘違い&間違い対応。

親の自分がなんとかしなきゃと、親子だけで解決しようとして空回り、堂々巡り。

見守ると称して放任。時間だけが過ぎていき、いよいよになって焦っても手遅れ状態。

限定的にしか考えないためにとりあえず・・で、対処して、その後にさらに困った状況に陥ることを繰り返す。

親が楽観的になり過ぎることで、適切な対処がされないまま。親は平気で、本人だけが困っていて苦しい。

子どものためと言いながら、自分の苦しさを解消することを優先した行動をとる。

我が子の解決そっちのけで、世間の教育問題解決など意識高い系の活動をする。

自分のプライドが邪魔して人の話しを素直に聞けない。それにより、子どもにとっての良い機会や環境を逃す。作れない。

ママ友や経験者一人の意見を鵜呑みにして間違った対応でさらに状況悪化

自分はやらない、できない、やりたくないことを、子どもには強要する

・物事を批判的に考える。また責任を他者に投げることで、一向に解決に向かわない

子どものことで不安や心配でいっぱい。それが子どもにも伝わってどんどん悪化

 

こんな感じですかね〜。

これらは、問題解決から離れてしまいますから、矯正した方がいいところです。

子どもは大人より賢くて観察眼があるので、自分の親がそういう状態になっていることを、認識していることも多いです。

 

これを読む方によっては、グサリとくるかもしれませんし、反発したい方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、いろんなリアルな場所、そしてSNS上を見ていて、
私からすると「残念だな・・」「だから・・」と感じる状況が最近多過ぎることがあって、

何よりも、子どもたちを助けたい、大人より子どもたちの味方である私としては、
一人でも多くの方に気づいていただくことで、大切な大切な、子どもたちの未来につなげて欲しいという思いで、あえて書いています。

 

 

子どもの問題解決の定義は?

私の生徒で、自分は将来どうなってしまうんだろう?と不安でいっぱいで、毎日天井を見上げるしかなかった子がいます。

当時18歳。
私のところに来て、自分の将来を作っていくために、勉強以外にもいろんなことに取り組んで、
トレーニングを重ねて、
進学して、就活して・・

良いことも、時には悪いことも、たくさん経験して、
楽しんだり、喜んだり、落ち込んだり、心折れそうになったり、
何度もチャレンジしたり、乗り越えたり、

そうやって、人間的にも自分を成長させてきました。

そして、先日、大手企業の内定を受けたところです。

 

当時本人が実現したいと言っていたことを、これまでにたくさん実現しながら、
いよいよ社会に出るところまで来ました。

 

今の彼は、表情も明るく、楽しそうに話しをしますし、
周りに助けてくれたり協力し合えるような友達にも恵まれて、

「苦しいことももちろんあるんだけど、毎日充実していて楽しい!」
そう言っています。

苦しくてしょうがなかった、先が見えなかった昔のことは、
今では過去のことになっています。

 

私が、生徒たちと目指すのは、この状態。

社会に出て、幸せに働いて、自ら幸せに生きていけるようになる。

それが叶う状態が見えたり、
そこまでの道筋が作れるようになってはじめて、
「解決」だと思っています。


学校に通っていても、
表情が暗く、生ける屍のような学生生活を送って、
心に闇を抱えている子がいます。

その場しのぎのことを重ねた結果もあって、大人の引きこもりが増えて社会問題になっている背景もあります。

 

とりあえずどこかに進学できればいいのではない。
とりあえず卒業証書がもらえればいいのではない。
本人がラクなように、好きなことだけ、楽しいことだけをやらせていけばいいのではない。


子どもたちは、

将来自分で生活を成り立たせられるようになってナンボ。
自分で幸せな状況を引き寄せられるようになってナンボ。

私は、そう思っていますが、皆さんはいかがでしょうか?

 

 

大切なのは目先の利益ではなく長期的な視点

中学受験から大学受験、今ではその先まで、小学生から大学生まで、幅広く受け持って支援をしてきている私なので、

行けなかった学校に行けるようになったり、良い学校に進学したり、
「よかった、よかった!」

の、そのあとで、

「こんなはずではなかった!」と、
その後大変なことになってしまった!というようなご家庭から、
相談を受けることも多いです。

 

・一時的に学校に行けるようになって安心していたけれど、実は子どもは苦痛を重ねているだけだった。

・ラクに卒業証書をくれるところに行って、ひとまず高卒にはなったけど、その後が何もない

・有名進学校に合格したことで大喜びしていたけれど、適切な学習習慣を身に着けるやり方をしてこなかったことで、入ってから進級すらも危うい状態になってしまった。

・主体的に動く力を身につけてこなかったために、主体性が全ての大学以降で右往左往。途中で中退。あるいはなんとか卒業までは漕ぎ着けたものの、就職できず(せず)に、社会に出ないまま。

 

目先の利益に大喜びをしたのも束の間。
間違った進み方をすると、こんなことが起こりうることを知っていただけたらと思います。

 

こういったことは、例えば中学受験専門とか、子どもの長い人生でのどこか一部の期間にしか介入しない方々は、
知らないか(そんなことはないと私は思ってはいますが)、
知っていても関係ないから意識しないか・・。

 

私は、生徒たちの支援をする際には、ゴール地点を、社会人として輩出するところに置いています。
その過程での、私が支援するのが難しいものは、その道のプロにつなげることで、総合的なバックアップができるようにしています。

この視点でいる私なので、

 

世の中の、いろんな支援に対して、
「で、その先は?(どこに繋がってるの?)」

有名中・高・大学を目指そうとする子や、目指させたいと思って頑張っている親御さんに対して、
「で、その先は?(どこを目ざしてるの?どんな形で社会に出たいの?)」

いつも、こんな感じで見ていますし、実際に聞くことも多いです。

答えられなければ、ちょっと立ち止まって考える必要があると思います。

 

とにかく、子どもの長期的な将来への視点を持つことが大切です。

 

親御さんは、
自分の子どもが社会人になるところまでを経験されると分かりますが、

一つ子どものイベントが終わってホッとしたかと思ったら、またすぐに次のことが浮上してくる。

それの繰り返しですよ〜(笑)

 

 

生じる問題の本質は

例えば、子どもが学校に行けなくなることは、

それ自体が問題ではなく、

その先、将来へ繋がる道筋が作りにくくなる、

そこが問題です。

 

逆に言えば、
例えば学校に行けない状況でも、

適切な学習環境が整えられて、
学校でやるはずの勉強を別の場所で進められることで、
その先の進学、さらにその先の働く姿がイメージできる状態だ、

とか、

適切なコミュニティーの環境があって、
学校で身に着けるはずの社会性を、
代わりに別で身につけられる場がある、

とか、

 

そうやって、その先に繋がっていけばいいわけです。

その過程で、学校に再度登校できるようになれば、それは喜ぶことですし、
もしもそうでなくても、強く悲観することではなくなりますよね。

 

 

子どもの不登校など、親の対処で重要なこと

子どもに何か問題が起こった場合に、親御さんにとって需要なのは、

自分を責めたり、後悔したり、将来を不安がったり、
子どもの問題の原因ばかりを追求したり、現状から目を背けて逃げたり、

そういった、解決からかけ離れた方向に意識をとられるのことではないです。

 

まずは、
当事者本人の現状と気持ちを、
本人の立場になって理解しようと心がける。


その上で、

子どもの未来に繋がるここ超重要!)、
今できる最善の策を、

できるだけ早急に
本人と一緒に考えたり、提案したり、探したりしながら、

状況によって必要なサポートを受けながら

前向いて、取り組んでいくことです。

 


不登校に限ったことではなく、何においても、

親御さんが子どもの状況に合わせて、いかに早く適切な対応をされていたか

によって、
子どもの将来が大きく変わってくる

というのが、
私の長年の経験で実感していることです。

 

 

まとめ 〜解決しない問題はない〜

悲観してばっかりとか、マイナスの渦の中にドップリと使っていたら、なかなかそこからは抜け出せませんが、

その時その時にできる、最善のことを、前向いてやっていたら、

そのうちに、
必要な人や場とのご縁ができたり、
必要なサポートが得られるチャンスが出てきて、

それを掴めば、必ず良い方へと向かっていきます。


もしも、この夏休み明けに、何かしら子どもの問題が起こってきたら、

「大丈夫、必ず解決していく!」

そう信じて、正しく模索して、動いてみてください。

 

 

私のほうでも、初回無料相談を受けています。

私が直接支援することにならなくても、何かしらの情報をお渡しできることもあるかもしれません。

「話しをしたことで、気持ちが軽くなりました」そういう感想をいただくことも多いんですが、
親御さんが子どもの悩みを相談する場になる、それ自体も、プラスになるかもしれません。

解決事例もたくさん持っていますので、それを知ることだけでも、未来に明るさが見えるかもしれません。

 

親御さんに限らず、学生本人からの相談も大歓迎です♬

私は、10代から20代の子たちの、正直な心の声を聞いて、
一緒に考えたりしながら、毎日過ごしています。

親御さんに言えないこと、知られたくないこと、誰にも言えずに一人で抱えていること、

そういうのを、
私のような害のない相手に話してみるのもありですよ〜。

これからの時代は、若い人たちのためにあります。私たち大人は、若い皆さんのサポートをする側、いわば脇役です(笑)

 

親御さんでも本人でも、お気軽に、LINEのメッセージから、お声かけ&ご相談くださいね。

LINEはこちらから↓
https://lin.ee/NOgIRJa

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

このブログが、若者の明るい未来創りに、何かしらお役に立てると嬉しいです。