九州産業大学の付属高校のひとつである、
九州産業大学付属 九州産業高等学校の、塾対象学校説明会に行ってきましたので、そのレポートです♪

こちらは、筑紫野市にある付属高校ですが、こことは別に、九産大の付属高校がもう一校、福岡市東区に「九州高校」がありますね。
両者、名前が似ているので要注意です。

こちらの学校は、九州高校と並んで、福岡地区の私立高校では志願者数が最も多い高校で、生徒数も2000人越えのマンモス校。


福岡市内より南の筑紫に位置し、西鉄とJR両方使えるという、交通の便が大変良い学校なので、佐賀県や長崎本線、福岡の南の柳川あたりからも通っている生徒がいます。
なので、福岡に限らず、近隣県の学生さんたちにも候補にできる可能性がありますので、参考にしてください♪

2年前にもこの学校の説明会に参加したんですが、今求められている教育のあり方を踏まえて、当時の教育方針とは少し違う方向へと舵を切られた印象を持ちました。

校長先生のお話では、
「以前の進学校にありがちな、実績至上主義の教育はもうやらない。もはや数字だけでは意味をなさず、中身が重要な時代。昔は、どの進学校も、進学実績をあげるために、生徒に少しでもいいところを受けさせようという風潮があったが、そうではなく、子供たちにとって本当に良い進路選択ができるように、教育の質を上昇させていきたい!」
とのことでした。

ちなみに、2年前の説明会レポートはこちらです。気になる方はこちらも参考にしてみてください♪
2年前から変わっているところも見えてくるかもしれません。

https://ameblo.jp/kotosa-taro/entry-12529875483.html

 

この学校の特記事項

通学の便利の良さ

入学者アンケートでの、この学校を選んだ理由のトップが、通学の便利の良さです。

西鉄紫駅から徒歩1分、JR二日市駅から徒歩6分西鉄とJRのどちらも使えて、なおかつ駅近という好立地。
しかも、福岡でも南の筑紫地域なので、鳥栖や基山はすぐそこ。前に書いた通り、佐賀県や長崎本線付近、柳川方面から通う子もいます。
私の地元の熊本県玉名市からでも、余裕で通学できる〜。 もしも学生時代に戻れたら(知ってたら)、私も、この学校も候補にすると思います!

高校生にとって、通学の利便性はかなり重要なポイント。
朝早い時間から、ほぼ毎日、3年間通うところです。学生にとって、時間はとっても大事。しかも、思春期は、とにかく眠い!(笑)
 少しでも長く寝ていたいとなる成長期です。

学校にスムーズにアクセスできるのは、大きいですよね!

 

普通科の進学実績 現役に強い!

入学者アンケートでの、この学校を選んだ理由の第2位が、進学実績の良さです。

こちらの高校は、年々進学実績を確実に上げていってます。しかも、学校全体として現役合格にこだわっていて、現役合格率がとても高いです!

今年の国公立大学合格者数221名は、昨年の倍になっていて、しかも現役率が98%
九大、阪大、一橋などの難関国立も、全員現役合格!

私立大学者数は1445名で、こちらは昨年の約1.5倍。現役合格率96%
早稲田、上智、青学、東京理科、関西学院、など、現役合格!

周りが「現役で!」という空気感の中では、「自分は浪人しようかな〜」なんて発想は出て来にくいです。
現役にこだわるほど最後まで諦めずに駆け抜けられるので、そういう意味では受験期のクラスの雰囲気もいいんじゃないかなと思います。

九産大の付属ということで、福岡県内だと九産大への進学者が多いかと思いきや、福岡大学、西南学院大学への進学者がかなり多く、こちらも過去最多の合格者を出しています。
今年の福大の合格者は423名と、昨年の238人よりもかなり増えていますが、この数は、全国で2番目の多さだそうです。福岡大学の付属高校もある中で、大健闘の結果かと思います。

九州産業大学の合格者は256名。こちらも過去最多ですが、福大よりも少ないですね。
九州産業大学は、福岡大学と同様に、昔と違ってかなり勢いのある大学で、年々難化しています。

九州産業大学の、令和3年度の入学試験分析によると、
全国の受験生の、般入試合格率28%、公募制推薦入試合格率36%
この合格率は、昔の九産大のイメージを持たれている方は驚かれると思います。

そんな中で、付属高校であることの強み、九州産業大学への付属高校推薦入試合格率は95%です。
毎年推薦枠が余っているとのことで、高校生活を真面目に頑張っていれば、九産大に有利に入れるとのことですから、これも大きな強みです!

生徒たちへの「育成力」にもかなりの自信を持たれているようで、いろんなデータを公開されていました。
スーパー特進、特進クラスは、進研模試の結果で、近隣の公立の上位進学校を超えています。

このように、進路実績が伸びている背景には、先生方の日々の努力があるわけですが、

・教員の授業力向上、生徒に合った個別指導の充実、担任間の生徒情報の共有

・定期的な学力分析会議(生徒に合った出願指導)

・共通テストに向けた、徹底した分析(準備)、二次試験対策の計画と実行

など、様々な工夫をされているようです。



機械科の求人倍率(資格・就職実績)

こちらの学校には、機械科があります(男子のみ)が、就職希望者の内定率は7年連続100%です。

しかも、令和3年度の求人倍率27.8倍! 昨年よりもかなり上がっています。
就職先も、大手がズラリ。コロナどこ吹く風ですね。

福岡農業高校の説明会でも感じましたが、福岡は人口が増え続けているところで、就職面も特に強いなと思います。
こちらの機械科の就職先に関しては、現在の「天神ビックバン」の影響のお話をされていましたが、コロナの影響をもろともしていません。

これ、他県だとまた状況は違うのではないでしょうか? 福岡全体の強さを感じます。

 

高校在学中に、国家資格(20種)、検定(10種)が受験可能。それを活かすことでも、就職を確実にできるようです。

社会人になると実感しますが、記憶力や集中力は高校生くらいが一番高いので、なんでもどんどん吸収できます。同じ資格を取るにしても、大学生までくらいに、出来るだけ早くが、いくつも取れて有利ですよね。

 

ICT教育の推進

ICT教育の導入もされています。

・令和3年度入学生より、全員にiPadが導入(全校生徒完全導入は令和5年度予定)

・各教室にプロジェクター完備(設置完了)

・Metamoji, Googleのアプリを利用して先生と生徒との情報の共有

などなど、学習効果を上げるための工夫がなされています。

 

昨年度からの時間割の変更

時間割が変わっています。

0限(いわゆる朝課外)が廃止。そのぶん7限まであるので、授業のコマ数は変わりません。
夕方の講座(いわゆる夕課外)は、講座Iで原則終了です。新2〜3年生も共通です。

強制的に、一方通行の授業を展開していくよりも、生徒が自分の時間を、自分で計画して、自主性を発揮して動けるように、との説明でした。部活するもよし、自分に必要な復習の時間にするのもよし、ですね。

 

クラス構成と特徴

普通科は、今年の入学状況も教えていただけましたので、そちらも添えていきます。これ、受験する側からするととってもありがたいですよね。
どういう子達が実際に入学しているのか、受験の際の目安、参考になると思います。

 

普通科 スーパー特進クラス

こちらは、半分以上の58%は専願での入学です。その他の42%のうち、筑紫丘を受けた子が7割弱です。
県立を未受験のままの子が1割ほどいるので、ここのスーパー特進に合格したことで、県立受験を辞めてここで頑張ろうと決めた子たちもいるようです。

60名の2クラス、なので、少人数制で国公立を目指せます。

このクラスの特徴の目玉は、国公立大学の受験料(2次試験)を、全額学校が負担してくれることですね。

 

普通科 特進クラス

こちらは、49%が専願での入学です。その他は、春日、筑紫丘、福岡中央、などを受験した子たち。久留米の明善を受験した子が1割います。筑紫丘を受けた子は、今年度増えているそうです。
専願以外のうち2割弱が県立を見受験とのことで、こちらも、ここの特進に合格したことで、ここで頑張ろうと決めた子たちがいます。

69名3クラスですが、3年の文系が少人数になっています。

クラス人数に関しては、その年の生徒の文理選択、国立、私立の選択によってクラスの人数が変わるはずですので、状況によっては自分のクラスが少人数にならないこともあることに注意です。

成績での違い以外は、中身はスーパー特進とほぼ同じです。

普通科 準特進クラス

こちらのクラスと、次の進学クラスは、私立大学受験を目指すクラスになります。

42%が専願での入学です。その他は、筑紫中央を受験した子が半分です。その他、明善、小郡、佐賀北など、遠方受験の子もいます。

準特進からは、210名5クラスで、1クラス37〜46名なので、少人数とはいかないです。マンモス校らしさが出てきます。

 

普通科 進学クラス

専願が64%。このクラスが専願が一番多いです。
その他は、筑紫中央、武蔵台の順で、県立を受験した子が多くなっています。その他、朝倉、久留米、鳥栖など、遠方受験の子もいます。

306名、7クラスです。

最近では、進学クラスの伸びもとても良いようで、令和2年度から3年度の、2年生の進級時には、進学クラスから準特進クラスに53人も異動しているそうです。1クラスぶんがまるっと、準特進クラスに変わってる感じなので、すごいですね〜。

 

機械科

機械、工学、電気といった理系の専門分野に興味のある子にとっては貴重な、機械科。
専願が96%
、ですが、残りの4%は県立未受験なので、実質全員専願のような状態です。

たくさんの共学の進学クラスの傍に、全員が男子の、作業服少年たちがいるという、なんとも面白い光景が想像されます。

先にも書いた通り、豊富な実習で専門技術を身につけ、在学中に多くの資格が取れ、なおかつ就職に強い!というのが、このクラスの特徴かと思います。
「出口も安心ですよ!」と、説明されていました。

就職ばかりでなく、機械科からも進学が31%います。半分が大学、半分が専門学校か短大です。
主な進学先は

【大学】
・九州職業能力開発大学校
・九州産業大学
・西日本工業大学
・久留米工業大学
・千葉工業大学  など

【専門学校】 
・麻生工科自動車大学校
・西鉄自動車整備専門学校
・トヨタ自動車大学校
・九州電気専門学校
・中日本航空専門学校  など

 

ちなみに、資格取得は、普通科の子でも臨めるそうですよ♪

もともと電気系に興味のあった普通科の女子が、取得が難しいとされる電気工事士の資格を取ったのち、理系大学に進学したりもしたんだそうです。

 

入試情報

ここは、同じ九州産業大学の付属高校である、九州高校と並んで、福岡地区の私立高校で1番の志願者数です。令和3年度の志願者数は2,232名

これだけの人数が受けるわけですから、ほんの数点差で、スーパー特進から進学クラスまでの合否が別れるはずです。

また、福岡地区全体にここ数年言えることなんですが、年々私立の専願が増えています。この学校も同様です。
高校就学支援金制度などの充実で、私立でも公立と変わらない学費条件になっているというところも大きいかと思います。

当然、専願入試よりも、前期・後期入試のほうが難易度は上がります。

入試は、福岡県立高校入試のレベル&形式で、例年通りです。

学校側が言われていた、入試の際の採点について、強調されていた点をあげます。

・国語:記述問題の部分点あり。漢字は曖昧に書いているものは不可とする場合あり。
・数学:記述は部分点あり。
・英語:日本語での記述問題は部分点あり。設問の指示に従っていない解答(記号で答えていないなど)は、採点対象外
・理科:短文の記述問題は、問題の意味を正しく理解されているとはっきり判断できるものは、正解とする。
・社会:答えを漢字で書くように指定している問題は、正しい漢字が書かれていない場合には不正解として加点せず。

通常よく言われていることですね。

また、全教科に関して、
読めないものはハネるので、普段から読める文字で書いてください」「記述問題は部分点があるので、何も書かないのは勿体無いです。何か書いておいて欲しいです」といったことも強調されていたので、こういった勿体無いことをしている受験生がたくさんいるんだろうと思います。

これ、本当にもったいないです!

「記述問題で、分からないからと何も書かずに終わらせるんじゃなくて、諦めずに、とにかく粘って考えて、何かしら書くという習慣をつけようね」
というのを、私は常々、受験生に促します。

「分からないから書かない」「書くだけ無駄」という子がいますが、トレーニングしていくことで得点率が変わります。


分からなくて0点から、考えを絞り出すことで分からないなりに書いて、部分点をもらう、その部分点の積み重ねで、総合点が大きく変わる、というふうに変わっていきます。

「これって違うよね。間違いだよね。」と、生徒側が思っていても、案外的を得ていたり、かすっていて部分点になるようなことって、結構あったりもします。
諦めずに考えていると、「もしかして・・、こういうことかな?」って、解答に行き着いたりもするもんです♪

こういう思考力の磨き方、小さなことの積み重ねが、入試では大切です。合否を大きく左右します

記述問題は、粘って何かしら書く!という習慣をつけましょう。

 

また、令和4年度入試での、各クラスの入試得点割合も出してくれています。

・スーパー特進 85%
・特進     80%
・準特進    60%
・進学     50%
・機械     40%

この学校の過去問で、自分の得点率を出してみると、「このクラスはいけるかも!」というのが分かって、いい目安になると思いますよ。ぜひ、過去問を解く際の参考にしてください。

 

学業奨学生(給付)制度

昨年からの変更点として、各区分の目安が提示されていますので、受験の際の参考にしてください。
受験者の上位30%に入れば、何らかの奨学生の対象になるので、他校より多いほうかもしれません。この制度は、当然、機械科も含まれます。

奨学生の種別は1年ごとに更新です。進学クラスから準特進クラスに上がる子は、奨学生のランクも上がりますから、実に親孝行です。

また、奨学生のランクを落とすわけにはいかない、というようなことを理由に、「頑張らなくちゃ!」となる子もいると思うんですが、こういう緊張感もいいと思います。

こちらの奨学生制度は、欠席日数が3年間で15日未満であることも条件です。

 

女子が気になる制服

女子の制服は、スラックスの導入はないようです。

学内見学ができませんでしたので、女子が気になるトイレの様子はわかりません。

 

私が思うこの学校の良さ、この学校に合いそうな子

【普通科】

毎年進学実績を伸ばしていて、特にスーパー特進、特進クラスは、県立と比べて少人数で授業が受けられます。河合塾講師による出張講義も受けられます。年度によってクラスの異動が可能なので、入学時が芳しくなくても、頑張り次第でクラスを上げることもできます。
難関大学を目指すのにも十分な教育体制が整っているといえます。
レベルの高い、上を目指す子たちがたくさんいますから、そこに混ざって自分を鍛える価値はあると思います。

ですので、将来は絶対に大学進学したい、特に難関大学など、少しでも上の大学を目指したい、そういう覚悟を決めている子に最適な学校かと思います。

また、交通の便がとても良い学校でもあるので、福岡の南部、佐賀方面の、地方で良い進学校が近くになくて学校選択に苦労するような子にとっても、選択の余地があるかもしれません。

私自身、田舎で学校の選択の余地のないところで高校に行ったので、地域による教育格差を痛いほど体験しています(笑)

進学を目的とした普通科なので、ごく一部の、野球など部活をきっかけにその先に向かう人がいることを除いて、進学以外には選択肢がほぼないと思っておいたほうがいいです。大学進学のための勉強を3年間続けることになりますので、中途半端にならないように、自分の将来をよくよく考えましょう。

そして、注意なのが、数字に踊らされてはいけないということです。
進学実績の数字は、在籍者数2000人越えの大きな母体数での数字です。当然皆が難関大に合格しているわけではありません。2000人の中には、クラスが落ちたり落ちこぼれたりして、大学受験時に頭を抱える子も当然含まれています。
数字だけを見ていると、なんだかそこに居さえすれば自分も行けるかのような錯覚に陥って、安易に考える子もいるんですが、子どもはともかく、親御さん自身が安易に判断されると厄介です。

大学受験は高校受験とは大きく違います。

高校受験までは、一部の塾がやるような、大量の問題を解かされる、やらされる、といった形でなんとかなったりしますが、大学受験に関してはそういうわけにはいきません。

「勉強イヤイヤ」で、大学にはいけないです。
受身の姿勢ではまず上位大学は狙えません。親御さんが望まれるだけでは何ともなりません。
中学時代に受身学習をやってきてしまった子は、まずそこから脱却しないといけません。

結果を出した子たちは、自分自身が大学に行きたいという思いがあって、自ら動くことを大前提にして、周りの助けを借りながら、最良の学習環境を最大限に活用しながら、自分自身が努力を積み重ねた結果です。

そんな当たり前の事実を、取り違えないようにしましょう。

また、学習環境という点で、受験生の後ろには、予備校や家庭教師が入っていることも多々あります。が、その事実(特にプロ家庭教師)はあまり周囲へは告げないのが現状です。
実際に私も、この学校も含めて、多くの進学校の受験生を大学に送り出しています。それらの存在も、頭の片隅に置いておくといいかと思います。
時間割が変わって放課後の時間が増えることで、利用する子がさらに増えるかもしれません。

福岡の私立という特性上、こちらの学校を、県立の滑り止めとして考えている子も結構いるんじゃないかなと思います。

実際に、半分は専願ですが、もう半分は、県立に落ちて悔しい思いをして来た子もたくさんいます。そういった子たちの中には、「リベンジ」の闘志を持って受験まで頑張る子も多いです。
「悔しい思い」は、時に自分を奮い立たせる力になります。

不登校経験者などもそうですが、「このままでは終われない」という思いを持っている子は、後半で本当によく伸びます。そんな子たちをたくさん受け持ってきましたが、いつも、私のほうが驚かされてます。

そんな経験をしている子達が少なからずいて、その子たちを筆頭にして、周囲にも努力の空気感が伝播していくことも、この学校の強さにつながっているんじゃないかな〜なんて思います。

このような学校では、高校受験では思うようにいかなかったけど、この学校は滑り止めだったんだけど、大学受験でリベンジして結果オーライ! 結果的にここに来てよかった!と思える子達が出てきます。

第一希望の県立の進学校に行った子よりも、その県立に落ちて不本意ながら私立に行くことになり、そこで頑張った結果、第一希望の進学校の子が行くところよりも上位の難関大学に合格する。そんなことが起こるのが大学入試です。

合否に一気一憂して、合格したら◯、不合格だったら✖️と、周囲の大人が煽りがちです。

ですが、私は受験生の生徒たちにはいつも、
「受験はただの通過点。どこに行くかではなくて、そこでどう過ごすか、何を目的に自分でどう動くかだよ〜。それでその先が変わるよ!」と伝えています。
慰めや励ましではなく、実際にそうだからです。

受験は最後はご縁です。
自分に縁のあった場所で、学生生活を楽しみながら、自分の目的のために頑張れば大丈夫です♪

ちなみに、こちらは生徒数がとても多い学校ということも考慮しましょう。
数年前に学内を見学させていただいた時、生徒の多さは圧巻でした。人の多さは、子どもによって向き不向きが出てきます。こういうことも大事な判断材料です。

 

【機械科】

普通科に比べて存在が薄くなりがちな機械科ですが、こちらの機械科は多様な実習、国家資格・各種検定の取得に励みながら、即戦力となる技術を身につけられ、就職も確実です。

大学進学したいな、となったときには、九州産業大学の付属校であることが大きな強みになってくると思います。九州産業大学の理工学部等も視野に入ると思います。
九州産業大学では、理工学部・芸術学部・経済学部が共同で介護ロボットを製作したりといった、学部をまたいでの先進的な取り組みなど行われていますので、深くて面白い学びが出来そうですね。

機械系、電気系などに興味がある子に、良い候補になると思います。

受け入れは男子のみなので、そこは注意です。

 

オープンスクール

オープンスクールに関しては、定員ありの事前予約制です。
10月16日、30日、11月13日の日程に関しては、

10月4日(月)の朝8:00に、HPで申し込み開始です!

毎年かなりの受験者がいる高校です。
申し込みが始まったら、あっという間に定員になることも考えられますので、オープンスクールへの参加を考える子は、忘れずに申し込みましょう!

 

まとめ

九州産業大学・福岡大学に関して

こちらは九州産業大学の付属高校ということで、ここで、福岡の私立大学に関しても少し現状をお伝えします。

九州産業大学、福岡大学、両私立大学の説明会に数年前に行ったことがありますが、どちらも福岡で非常に勢いのある大学で、今はかなり人気があります。
就職率もかなりいいですし、設備をさらに良くしたり、その大学独自の取り組みで学生を様々な面でバックアップするなど、学生にとって魅力がたくさんです。

そんな、年々人気の上昇とともに難化している両大学ですが・・

家庭教師をやっている中で、高校生の親御さんが、昔の感覚で、
「先生、福大か九産大は滑り止めで・・」とか「福大か九産くらいは・・」と、おっしゃる方が結構いらっしゃいます(^_^;)
バカにしすぎです。そのイメージを変えていただくのにとても苦労します。

入試は、小馬鹿にしたり、ナメて受けると、大学入試の神様がソッポを向きます。
不思議なんですが、親御さん(あるいはその影響を受けて本人も)が「・・くらいは」という表現をされるご家庭ほど、痛い目に遭います。

この両大学は特に、昔と今の現状とがかけ離れています。たやすく合格はできませんので、昔の感覚は捨てて、真摯に入試に向き合いましょうね。

私立高校の近年の傾向

こちらは、機械科は別として、普通科は私立ということで、県立志向が長年続いていた福岡地区(北九州は全然違います)の場合は、県立高校の滑り止め、といった立ち位置を長年強いられていたかと思います。

ですが、福岡全体に言えることとして、近年状況が変わって、私立が県立の滑り止めではなくなってきつつある、という現状があります。
私立を専願で受ける子が年々増えています。これには就学支援金制度の影響も大きいでしょう。

福岡も教育の転換期にあります。教育改革の波に乗れている学校とそうでない学校で大きく開きがあると思います。
また、生徒(親御さん)側も同様で、昔の学校のイメージ、その地域での知名度(ブランド)を重視されるご家庭がある一方で、今の時代を見て、これから必要な教育は?という視点を持って学校を見るご家庭も増えてきているかなと思います。
そんな中で、学費がさほど変わらないのであれば私立の良さを取りたい、という判断をされるご家庭も増えてきています。

福岡地区の、あまりに昔に執着した教育状況に驚きを隠せなかった私としては、
親御さんの世代が下がってきて、しっかりと学校の中身や現状を客観的に判断して、子どもに合った選択を本人にしてもらう。そんな親御さんが少しづつ増えてきているのは嬉しいです。

そんな、一人一人の子どもの個性に合わせて、その子に合った学校選びをしてもらう。そのための私の学校レポートでもあります。活かしてもらえると嬉しいです♪

 

九州産業高校の学校説明会レポート、いかがでしたか?
学校選びの、何か参考になれば嬉しいです。